朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「女と男の観覧車」 ウッディ・アレン監督・脚本

2018年06月25日 | 日記

 午前中、所用あり。

 いつもの店でランチ。水割りも出されるんだね。不自由な体で、焼肉ランチで酒飲んでる年寄り、人恋しいんだね。

 午後は、いつもの映画館へ。 ウッディ・アレンの今年の作品は?「女と男の観覧車」101分。

                   

 あれ?客の入りが少ないね。83歳のGI様監督のファンだけ? それに いつもより年齢層若いね。50代?

 「女と男の観覧車」。 見出しに『まわる、まわる。秘密の恋が回る。』だったので、どんな(オイラもしたいな あんな切ない恋が・・)と思うのかなと 期待したけど、フーン で終わりました。

 1950年代だから? 男女の生々しさもなく全てが、定説・お決まりの ふーん でした。

 ただ、話の端々に、沖縄戦で戦ったとか出てきて、そっか 日本人と戦士として戦って、今学生に戻った人なんだねー、戦地を巡った事で、タヒチ?ボラボラ島が好きになり、違う世界への好奇心が増したとも言ってましたね。

 また、スタティン島の中国庭園を、特別好きって感じも・・・戦後のニューヨークに住む人の間では、エキゾチックに憧れるといった意味のあることだったのでしょうか?

 なんてことを思いながら観ていたら、やっぱ40女と学生では釣り合わないし、所詮ひと夏のアバンチュール。あれを、恋なんて言ったら恋に失礼! まだ、学生と若いギャングの元妻との組み合わせの方が自然で純粋。

 だって、40女は、今の現状から逃げ出したいだけ・・・そんな親にかまわれず、火遊びする子供が一番可哀そう・・・。

 ほんと、どこにでもある しょうもない話でしたが、時代の雰囲気・映像と音楽が いい。 なんと、これまた流れる音楽・ジャズを私が、よーく知っていたのに自分がビックリ! 多分あの頃は、お茶の間にアメリカからのジャズが絶え間なく耳に入っていたのでは?  

 雨の中、海、街 全てに音楽が・・。やっぱ、ウッディ・アレンはいいね!  49作目らしい。

     50作目は、こんなしょぼくれた話じゃなく 華やかなミュージカルでお願いしますよ。

 

 鉢の中で、何年も何回も咲く一夜花・ハイビスカス。 日蔭だと いつまでも開いてくれる 紫陽花。

 GIの今朝の収穫。夏が来たね。

コメント (1)
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