遠い昔、造船マンの父の会社の、進水式に行った記憶がありました。
父の誇らしげな顔と美しい進水式が心の中にずーっと残ってました。
だから、今一度見たいという思いがありました。
昨秋、新年泊りがけバスツアーで行く『佐伯重工業の進水式』というのを見つけました。
バスで着いた佐伯湾の佐伯港の造船所では、お祝いの2匹の獅子舞と舞台上では餅つきが華やかに執り行われていました。20人ぐらいの関係者の方々が餅をつき終わると、餅投げ(餅まき)が、始まりました!
沢山の見物人の わー、わー、きゃーきゃー、老いも若きも、幼児たちも一緒に、皆が舞台上に手を伸ばして、投げられた餅を拾う拾う。
GIから「転ぶと危ないから後ろで待ってなさい」と言われていたけど、面白くって、他人と肩ぶつけあいながら たーくさん拾って GIもビックリ! 童心に帰ったね。でも、今日は学校が始まってるので、学生はいなかったね。年寄りが多くって だから拾いやすかったかも・・・。ここでは まだ、私は若手だったかも・・・。と、今になって思いますね。
しばらくして、バンバンと空中で花火の音が鳴り、巨大な船の進水式が始まりました!
赤と黒の大きな船が水しぶきを上げての航海の始まりに、海風を受けながら見守るこちらも感動!くす玉や風にたなびくテープ、厳かで美しく、泣けて泣けて・・・。 そして、2本の長い錨が厳かに海中に沈んでいく、感動で涙、涙。
素晴らしい経験でした。これからの長い航海の無事を祈ります。
おみやげに、紅白饅頭まで頂いて、ありがとうございました!
やっぱ、ヘルメット被って海で働く造船マンは、みんなカッコ良かったね!
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