朱の徒然

変形性股関節症の77歳

読書会「夜を乗り越える」又吉直樹

2018年05月25日 | 日記

 今月は、小学館よしもと新書・第1作目に選ばれた又吉直樹の「夜を乗り越える」。

    第1版のみの裏表紙。やっぱ商人・吉本やね。

 30代の職業・漫才師という異色の芥川賞作家の、お勧め読書履歴でした。

 特に、日本の近代文学をよく読まれてるんですね。にしても、止まらない文学考。

 途中で、しつこいぞ!と、又吉の口を塞ぎたくなりましたが、思い入れを持って本を深くよく読まれていましたね。

   読書会では、哲学者みたい 学者になったら?という意見も・・・。

 

 博多KITTEビル・9階の個室で、美味しいランチを頂きながら 主婦ばかりの読書仲間に

      『貴女は どんな夜を乗り越えてきた?』と聞いてみました。

 全員(60~70代)が、かっての子育てへの後悔でした。あんなに叱らなくっても・・・と。

                もう戻らない 過去の切なく悲しい母心が 共通って いいね。

 ただ、太宰治「人間失格」は、全く評価されない方と、又吉や私の様に青春時代にドスンと影響を受けた人と、二手に分かれました。

  同年代で しゃべって発散できる場がある喜びを 窓外を飛ぶ飛行機を眺めながら 実感しました。本のお蔭!

 

読書仲間Oさんからの花瓶。また、電話するね。元気出してよ!

1週間ぶりの庭は、花で満開! 急いでアチコチ飾って ようやく自宅に帰ってきた事の安堵感に満たされました。

 

 

 

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