原作・ 筒井康隆「敵」。まだ、未読です。
東京国際映画祭で、グランプリ。そして、最優秀監督賞、最優秀男優賞受賞。
白黒(モノクロ)映画なので、なんか懐かしくって、楽しめました。
77歳の元大学教授の一人暮らし20年の様子。それが、パソコンで敵がやって来ると告げられてからの妄想の後半。死を間近かにした老人映画でした。
「週刊文春」の阿川佐和子のコーナーのゲストが、長塚京三(79歳)でした。
そこで語られたのが「老もうという老いを精神的な衰弱という。当人は、精一杯生きて意気軒高で老いと戦っていると思ってるかも」という言葉に「敵」=老いそして死を表 してたのでは?
また、西日本新聞の評論で、根井輝雄の「年を取って来ると、日頃の行動一つ一つにこだわりがあり、何か意味を持たせようとする、そのありようの一端を映像化して見せた作品」とも、納得!
台所のGIの大根。酢の物とすりおろして鍋へ。
GIは、パソコンを買い換えました。年金暮らしで、社会貢献となると、購買力ですものね。BAは、本を買います。今年は、映画もですね! 迎えに来てくれたGIとのランチは、「サイゼリア」でした。
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