息子と たまに電話越しに話すとき、「こっちに来ることは、ないの?」と聞く母の私。すると、息子は「仕事を調整して、お伺いさせて頂きますから」と、いつもビジネス口調に答える。 だって、それ以外に70歳の母と43歳の息子との話ってないものね・・・。
春以来?久しぶりだね。
そりゃあ嬉しくって、母ちゃん 息子の好きそうな料理を、たくさん作ったよ。長く、台所に立つってことは、久しぶりに音楽を・・・。
今日の繰り返しの曲は、甲斐バンドの「昨日鳴る鐘の音」。
僕の前に僕の荒野と海が 果てしなく続いている
時として やり過ごす人生は あるけれど それもいいさ
あてもなく 一人座っても 誰も起こしてはくれはしない
次のページを誰がめくるものか 僕を友として歩き始める
昨日鳴る鐘の音は 今日を過ぎて明日はない
料理しながら ♪昨日鳴る鐘の音は、今日を過ぎて 明日はない♪ と、口づさみながら、こうして、息子の為に台所に立てる幸せを、有難いと思います。 だって、彼にとっては、この家は住んだこともない、故郷ではないものね。
転勤族で、故郷という土地がない事は、ごめんなさいね。 父と母だけを懐かしんでね。 ここが、君の故郷だよ。
彼にとって、この場所が、より居心地の良い家にするために、晩御飯がすんだら、母は、彼の好きな近くのスパ・岩盤浴を勧めます。そりゃあ、チト 父のうんちく話と母の手料理だけでは、実家としては 魅力不足でしょ?息子に もっと楽しんでほしいの・・・。
これからも積極的に来てねという 母の深謀遠慮ですよ! ありがとう、忙しいのに寄ってくれて!
いつまでも自分の家族を大事にして、健康で頑張るんだよ!
(世間では、オレオレ詐欺にあう老いたる母に どうしてとあきれられていますが、私には、母親たちの気持ちが良ーくわかります。息子の役に立ちたいのよ。思いがけず息子が母を頼ってくれたという嬉しさですよ。息子には尽くしたいの。だから、事件で一番気の毒なのは、現金の受け取りに来た「受け子」の若者ですよ。恐らく、母の盲目的な愛を知らずに大きくなって、犯罪の末端で知った、他家の母の息子への愛に ここまで?・・・て驚いてるのでは?)
東京にしかないものだそうで、行列苦手だけどお嫁様の為に並びましたよ。
S様の、東京土産と一緒に老父母も食べてみました。どちらも、初めての味のゴージャス・チョコでしたね。
東の孫から伯父さんへというFAXがきました。
「任天堂スイッチのオンラインが有料なので、そちらのファミリープランに入れて下さい」と、お願いFAXがー。
息子よ、甥っ子の願い叶えてあげてね。何のことかBAには、分からないけど、こんなことで家族って繋がれるんだね。