半藤一利は、昭和史論の第一人者。
戦後生まれの私たちと違って、1930年生まれ(89歳)なので、時代を乗り越え考えながら生き続けてこられた昭和平成令和の生き字引。
先月の天皇即位に、どういうバランスの取れたお考えを述べられるかな…と楽しみにお待ちしてましたが・・・。
もう、秋は完全に終わったね。
「ソ連が満州に侵攻した夏」1999年に書かれています。一見深刻で重苦しく悲惨ですが、さすが、「週刊文春」元編集長だけのことはある、読み易い平易な文章で、半藤氏独特のユーモアもありますね。
1945年のソ連の不意打ち参戦。で、自国民を守らない皇軍。満州からの開拓者の撤退。戦後生まれの私は、新田次郎の妻、藤原ていのベストセラー「流れる星は生きている」のTVドラマで、引揚者の方々のご苦労を知り、労演や労音でのチェーホフやロシア民謡を嫌うシベリア抑留者を知る といった風でしたね。ただ、深くは何も考えず、ぼんやりと・・・。 それでも 日本軍の無責任さ、ソ連の非道さは、言われてなかった気が・・・。
それは今も、50年前とあまり変わらない私の、心の成長のなさを自覚はします。
何で、中国、蒙古、ソ連、朝鮮に囲まれてるのに 満州が日本よねって、今も思いますよ。 でも、大連には行ってみたいわ!
この本は、息子に読んで貰いたい! いつも平和を守ることの大切さを考えて生きる人になってるかな?
アフガニスタンで、荒廃した土地の緑化に尽力されていたペシャワール会の中村哲医師(73歳)が、銃撃死されました。
(アフガニスタン政府から、名誉国民として表彰されたばかりに、反政府組織から狙われたの?)
中曽根元首相が、101歳の大往生。目玉は、ロン&ヤスでしたね。国鉄民営化も・・・。
白川勝彦氏が、腎不全で74歳の早すぎる死。GIが知らなかったのにガッカリ。一時代の寵児の政治家でしたが・・・。
それぞれの、ご冥福をお祈りいたします。
最上級のチョコが、K様より・・・。
姉様たちからも、チョコや生ハムが・・・。有難うございます。留守できないね、配送屋さんに申し訳なくって・・・。
この缶酎ハイを探してるんですが・・・。
暖かく幸せを呼ぶXmas飾り。 無事・今年も暮れゆく 今日の さざんか時雨。