狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

27日、神幸祭②御霊移し~参拝風景

2012-10-29 22:16:34 | お祭り

まずは巫女のこどもたちが、保護者の方といっしょに神社に上がってきます。

     

          まだ眠たそう・・・・、今日一日がんばってね~!

社殿では蔵から御輿三対が納められました。

                                       *許可を得て撮影しております

 

この後、午前6時にきっかり社殿の扉が閉じられ、御霊移しが始まりました。

宮司さん以外はみんな平伏です。三対に御霊が移されると

巫女の舞いの奉納です。

                                    *許可を得て撮影しております

このようにして無事、朝の神事が終わりました、ホッ。

                                     *許可を得て撮影しております

 

外は朝の光で、大分明るくなってきました。ぼちぼちと参拝のみなさんが

集まり始めています。

まずは牛鬼から参拝。その後はその年の練りの順番。

       

 

       

 

中庭に差し込む朝の光。

        

この大鳥居は朝日が真正面から差し込む方角に向いています。昔の人の

なんと粋な建築思想、演出!

 

さて、今年は愛媛大学やはるばる九州からも大学生のみなさんが多数来られて

この狩浜秋祭りの学術的考察をしていただきました。

学問的な見方で、多くの方々がこうやって我が町のお祭りを研究していただき

住民としても大変喜ばしく、光栄に思っております。

我々ももっと自分達の宝を勉強しなければならないと思います。そして時代時代の

それぞれのお祭りのあり方も模索しながら、進化すべきと考えます。