今日も遅く起きた。起きたら妻とタロそして妻の友人の散歩が終わって帰ってきたところだった。今朝は午前3時ごろトイレに起き、寝ようと思ったら、目がさえてしまい、1時間ぐらい布団の中で寝返りを打ったり、あれこれと考え事をしていた。しかし、妻が起きたのも、散歩に出かけたのも知らなかったので、いつの間に寝入ってしまったのだろう。何を考えていたかも覚いだせない。。
8時過ぎてから、食事をしながらテレビを観ていたところ、再放送だが、NHK総合で「人体・神秘のネットワーク」のプロローグを放映していた。
ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授が、医学を学んだ頃は、脳からの指令によって各臓器などが機能しているというのが、当たり前の考えであった。しかし、近年分かってきたのは、「体中の臓器が互いに情報をやりとりすることで私たちの体は成り立っている」ということだ。これまでの「人体観」を覆すパラダイムシフト(科学革命)が起こりつつあるという。パラダイムシフトとは、例えば、天動説であった概念が、天動説に変わったということだ。つまり、認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することだという。
臓器や細胞は、顕微鏡にもほとんど映らない、小さな物質によって”会話”(情報交換)しているという。細胞から細胞へ情報を伝える物質が次々と見つかり、数百種類以上にものぼるという。昔から、脳などの限られた臓器が「ホルモン」を出して、他の臓器に情報を伝えていることは知られていた。しかし、その後、細胞間情報伝達物質などの物質を、脳以外のあらゆる臓器や細胞が出し、情報をやりとりしていることがわかってきた。
番組では、“臓器や細胞からのメッセージを伝える物質”を「メッセージ物質」と呼ぶ。メッセージ物質は、血液や神経を伝って全身を行き交い、それを受け取った他の臓器や細胞が、さまざまな作用を引き起こす。あたかも、臓器や細胞同士のおしゃべりをしているようだという。「人体」では、いわば「人体ネットワーク」で交わされる“ミクロの会話”を読み解きながら、その会話の解明が病気の治療やこれまでの健康常識にもたらしている大きな変革に迫って行くという。
さらに症例として、日常生活に支障をきたすほどのリウマチ患者に対して、細胞間の会話をブロックする物質を注射することにより、飛躍的に改善したという。
以上が番組内容の一部だ。
元日には、「風雲児たち...」により、「蘭学事始」や「解体新書」に興味を持った。杉田玄白らが、翻訳作業により、医術だけでなくやがて鎖国の終焉から、近代日本作りの切っ掛けになった。これもパラダイムシフトに匹敵する事業であったと言える。
その後も、医学だけでなく、様々な社会現象の変化と共に、科学としていくつかのパラダイムシフトを繰り返してきた。ペニシリンの発見、レントゲン技術、そして、戦争という悲劇が切っ掛けで、医学的リハビリテーションの発展。そして、DNAの解明、IPS細胞の発見など、パラダイムシフトに値するものは多い。
このシリーズは、6日と7日に第1集と第2集の再放送を行い、7日の9時から第3集の本放送へと続いていくとのこと。
今日、朝食後、秩父神社へ初もうでをして来た。三が日に行くのは何年ぶりだろうか? あまり記憶はない。また、過去には積極的に行なったことがなかったが、躊躇せずおみくじを引いてみた。なんと、大吉だった。「...自分の仕事大事と励みなさい。少しでも我儘の気を起こして色や酒に溺れるな」との神さまの言葉が、書かれていた。奢ることなく謙虚に自身の道を歩むことにしようと思い、このおみくじを今年の糧としようと身につけておくことにした。
8時過ぎてから、食事をしながらテレビを観ていたところ、再放送だが、NHK総合で「人体・神秘のネットワーク」のプロローグを放映していた。
ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授が、医学を学んだ頃は、脳からの指令によって各臓器などが機能しているというのが、当たり前の考えであった。しかし、近年分かってきたのは、「体中の臓器が互いに情報をやりとりすることで私たちの体は成り立っている」ということだ。これまでの「人体観」を覆すパラダイムシフト(科学革命)が起こりつつあるという。パラダイムシフトとは、例えば、天動説であった概念が、天動説に変わったということだ。つまり、認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することだという。
臓器や細胞は、顕微鏡にもほとんど映らない、小さな物質によって”会話”(情報交換)しているという。細胞から細胞へ情報を伝える物質が次々と見つかり、数百種類以上にものぼるという。昔から、脳などの限られた臓器が「ホルモン」を出して、他の臓器に情報を伝えていることは知られていた。しかし、その後、細胞間情報伝達物質などの物質を、脳以外のあらゆる臓器や細胞が出し、情報をやりとりしていることがわかってきた。
番組では、“臓器や細胞からのメッセージを伝える物質”を「メッセージ物質」と呼ぶ。メッセージ物質は、血液や神経を伝って全身を行き交い、それを受け取った他の臓器や細胞が、さまざまな作用を引き起こす。あたかも、臓器や細胞同士のおしゃべりをしているようだという。「人体」では、いわば「人体ネットワーク」で交わされる“ミクロの会話”を読み解きながら、その会話の解明が病気の治療やこれまでの健康常識にもたらしている大きな変革に迫って行くという。
さらに症例として、日常生活に支障をきたすほどのリウマチ患者に対して、細胞間の会話をブロックする物質を注射することにより、飛躍的に改善したという。
以上が番組内容の一部だ。
元日には、「風雲児たち...」により、「蘭学事始」や「解体新書」に興味を持った。杉田玄白らが、翻訳作業により、医術だけでなくやがて鎖国の終焉から、近代日本作りの切っ掛けになった。これもパラダイムシフトに匹敵する事業であったと言える。
その後も、医学だけでなく、様々な社会現象の変化と共に、科学としていくつかのパラダイムシフトを繰り返してきた。ペニシリンの発見、レントゲン技術、そして、戦争という悲劇が切っ掛けで、医学的リハビリテーションの発展。そして、DNAの解明、IPS細胞の発見など、パラダイムシフトに値するものは多い。
このシリーズは、6日と7日に第1集と第2集の再放送を行い、7日の9時から第3集の本放送へと続いていくとのこと。
今日、朝食後、秩父神社へ初もうでをして来た。三が日に行くのは何年ぶりだろうか? あまり記憶はない。また、過去には積極的に行なったことがなかったが、躊躇せずおみくじを引いてみた。なんと、大吉だった。「...自分の仕事大事と励みなさい。少しでも我儘の気を起こして色や酒に溺れるな」との神さまの言葉が、書かれていた。奢ることなく謙虚に自身の道を歩むことにしようと思い、このおみくじを今年の糧としようと身につけておくことにした。