標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

年末のイルミネーションの場所を確認するために小鹿野を再訪

2018-01-05 19:32:32 | 日記
年末に見た、イルミネーションが、まだ幻のように思えてならない。なので、どうしても場所を知ろうと再び現地まで車を走らせた。

国道299号線を秩父から小鹿野方面に向かって、小鹿野の街並みに入る直前に押しボタン式信号がある。その信号を右に曲がり、細い道を入ると体験牧場「秩父ふるさと村」があった。

広い畑と数件の家が点在している区画だった。しかし、見渡した限りでは、ここが、イルミネーションが点滅していたところとは思われなかった。よくよく見ると民家の庭の木々や家の軒などに、配線がされ、豆電球がぶら下がっていた。しかし、イルミネーションをイメージしていたから分かったのだ。通りすがりであったら、ここでイルミネーションが灯されているとは思わない。庭がひろく、大きな家が数件あるのどかな田園地と思うだけだ。先日は夜間だったので、写真をいっぱい撮ったが、今日は個人宅の写真を撮るのをはばかった。


ようばけの断層が見える


ヤギの家族?


タロは興味津々。

数件の家の先は、広い畑と、柵で囲った牧場のようなところだった。囲いの中にはヤギが数頭いて、近寄ると餌をねだるように、寄ってきた。しかし、タロ(犬)を見つけると、警戒して遠ざかった。タロはヤギに興奮し遊びたがり、タロがリードを引っ張った。それきりヤギは我々のところに寄ってこなかった。牧場ひろばの先、川を隔てた対岸には「ようばけ」の断層が見えていた。次に来るときには「ようばけ」を見学しよう。

暮れに来た時も、他に人影がなかったが、今日も訪れている人はなく静かだった。。暮れの暗闇に浮かび上がったイルミネーションのイメージと、この場所が一致していない。そのためか、良い自然環境なのに、何か落ち着かない気持がした。しばらく歩き回り、そそくさと村を後にした。



帰りに休憩がてら、道の駅「龍勢会館」に寄った。


龍勢茶屋。産地直売の売店、食堂などがある。


昔、宇宙(そら)に魅せられた山の民が英知と感性で考案し、27流派によって脈々と守り伝えられている手作りロケットを「龍勢」という。 毎年10月第2日曜日、椋神社の祭として奉納される。澄み切った秋の空の舞上がる様が天に駆け上る龍を連想させるところから、その名がついたとのこと。

今年初めの小旅行の報告は、今日はここまで。もう、一か所の訪問地は、明日報告する予定。
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