昨日は、全国都道府県対抗男子駅伝が行われ、埼玉県が優勝した。大会が始まり、前半は集団の中の一員として焦らず安定したペースを維持し、後半次第に順位を上げ、4位でタスキを受けたアンカーの設楽選手が快調な走りを見せ、2位に40秒の差をつけ優勝した。予想された通りだった。しかし、最初から先頭に立ち、最後は逃げ切るというひやひやする勝ち方でなかったので、安心して、落ち着いてみることができた。スポーツ音痴なので、専門的でないが、埼玉県はよい試合運びではなかったと思う。
埼玉県人となって20数年。競技観戦等で埼玉県を応援するのが最近になりやっと定着してきた。高校野球などは埼玉県人になってからも、10年ほどは、私の出身県である神奈川県や妻の高知県などを応援していたと思う。埼玉県は、常に応援順位としては3位であった。
私は、スポーツ観戦は好きだが、プレイするのは苦手で、小中学校時は短距離走は常に"びりっけつ"だった。だが、唯一長距離走はある程度得意だった。長距離走の要素の一つとして、耐久力が問われ、これには少し自信があった。優勝とまではいかないが、長距離走で"びりっけつ"にはならなかったと記憶している。しかし、大学に入学直後、学校周辺の道路を周回する体育の授業があった。半ばで走れなくなり、クラスメイトに背負われ帰校したことがあった。その後は、自身の長距離走には関心がなくなってしまった。

さて、駅伝に話を戻そう。1月13日には都道府県対抗女子駅伝が行われ、残念ながら埼玉県は25位であった。女子駅伝のテレビ中継の冒頭で、アナウンサーが「駅伝は京都から始まった」ということを述べていた。調べてみると、1917年に最初の駅伝が行われた。関西組と関東組に分かれ京都の三条大橋を午後2時に出発し、東京の上野不忍池までの23区間、約508kmを昼夜問わず走り抜けるもの。先着の関東組がゴールに到着したのは翌々日の午前11時34分だったとのこと。それで、京都三条大橋と東京不忍池にそれぞれ「駅伝発祥の地」があるという。
さらに私にとって、最も関心のある駅伝は、箱根駅伝だ。1979年から1983年までは東京12チャンネル(現テレビ東京)が、テレビ中継していたが、1984年から現在までは、日本テレビが中継放送をしているということだ。1月2日、3日に行われているので、多分中継放送がはじまって以来、ほぼ観戦していると思う。また、私にとって関心のある理由の一つは、私の出身地である神奈川県を横断するコースだからというのもある。各区の中継所はもちろん、選手の背景に出てくる風景や家並みなど、実際に通った経験があるので、私の記憶に親しみを感ずるからだ。
もう一つ駅伝ファンである要因を思い出した。かつて、5年連続優勝した大学出身者で、実際当時箱根路を走った人と同じ職場だった時があった。ユーモアがあり尚且つ、無骨で飾り気のない人だった。そして、思い込んだらゆずらず邁進する、真っ直ぐなところがあった。彼が箱根路を走っていた姿は見たことがなかったが、きっとががむしゃらに、ひたすら走り続けたのだろうと想像していた。
元日の朝は、前夜の夜更かしのため、起床するのが遅くあまり正月らしくない。しかし、2日、3日の駅伝中継を見ると正月という気がする。ことしも、3つの正月駅伝が終わった。男子駅伝は埼玉県が優勝したので、来年は2連覇を目指して走ることを期待したい。できれば、女子駅伝も頑張ってほしいと願う。「埼玉県選手は、"陸王"を履けば、きっとすばらしい成績がでる!?」という夢が走ってしまいそうだ。
埼玉県人となって20数年。競技観戦等で埼玉県を応援するのが最近になりやっと定着してきた。高校野球などは埼玉県人になってからも、10年ほどは、私の出身県である神奈川県や妻の高知県などを応援していたと思う。埼玉県は、常に応援順位としては3位であった。
私は、スポーツ観戦は好きだが、プレイするのは苦手で、小中学校時は短距離走は常に"びりっけつ"だった。だが、唯一長距離走はある程度得意だった。長距離走の要素の一つとして、耐久力が問われ、これには少し自信があった。優勝とまではいかないが、長距離走で"びりっけつ"にはならなかったと記憶している。しかし、大学に入学直後、学校周辺の道路を周回する体育の授業があった。半ばで走れなくなり、クラスメイトに背負われ帰校したことがあった。その後は、自身の長距離走には関心がなくなってしまった。

さて、駅伝に話を戻そう。1月13日には都道府県対抗女子駅伝が行われ、残念ながら埼玉県は25位であった。女子駅伝のテレビ中継の冒頭で、アナウンサーが「駅伝は京都から始まった」ということを述べていた。調べてみると、1917年に最初の駅伝が行われた。関西組と関東組に分かれ京都の三条大橋を午後2時に出発し、東京の上野不忍池までの23区間、約508kmを昼夜問わず走り抜けるもの。先着の関東組がゴールに到着したのは翌々日の午前11時34分だったとのこと。それで、京都三条大橋と東京不忍池にそれぞれ「駅伝発祥の地」があるという。
さらに私にとって、最も関心のある駅伝は、箱根駅伝だ。1979年から1983年までは東京12チャンネル(現テレビ東京)が、テレビ中継していたが、1984年から現在までは、日本テレビが中継放送をしているということだ。1月2日、3日に行われているので、多分中継放送がはじまって以来、ほぼ観戦していると思う。また、私にとって関心のある理由の一つは、私の出身地である神奈川県を横断するコースだからというのもある。各区の中継所はもちろん、選手の背景に出てくる風景や家並みなど、実際に通った経験があるので、私の記憶に親しみを感ずるからだ。
もう一つ駅伝ファンである要因を思い出した。かつて、5年連続優勝した大学出身者で、実際当時箱根路を走った人と同じ職場だった時があった。ユーモアがあり尚且つ、無骨で飾り気のない人だった。そして、思い込んだらゆずらず邁進する、真っ直ぐなところがあった。彼が箱根路を走っていた姿は見たことがなかったが、きっとががむしゃらに、ひたすら走り続けたのだろうと想像していた。
元日の朝は、前夜の夜更かしのため、起床するのが遅くあまり正月らしくない。しかし、2日、3日の駅伝中継を見ると正月という気がする。ことしも、3つの正月駅伝が終わった。男子駅伝は埼玉県が優勝したので、来年は2連覇を目指して走ることを期待したい。できれば、女子駅伝も頑張ってほしいと願う。「埼玉県選手は、"陸王"を履けば、きっとすばらしい成績がでる!?」という夢が走ってしまいそうだ。