昨日の続きです。
宇佐神宮のガイドさんは最後に廃仏毀釈により捨てられた仏像が安置されている極楽寺に連れて行ってくれました。宇佐神宮敷地外です。
本当に細かい話し、興味深い話しが聞けて、また、優しくて一期一会の縁を大切にされているガイドさんでした。女性のガイドさんも、優しかったです。
鹿児島の姶良出身で旦那さんはきっと隼人の末裔かも、、なんて笑って言っていました。姶良なんですか!と私は反応しました。
妹が病気の時に、鹿児島の姶良出身の患者さんと知り合っていました。鹿児島は、ハンセンの竪山さんとも縁があるので、これも何かの縁かなと思いました。
本当に楽しい神社参拝になりました。お二人と別れて、私は夫と、頓宮でやる予定の菅貫神事を見にいきました。離れて拝見できるとのことを夫が確認していました。
しかし、小雨がパラパラ。すると、御神体が濡れたら大変だから、、本来外でやる神事を内でやり見えなくなると言われました。
残念だけど、御神輿だけはみよう!御神輿発祥の地が宇佐神宮だし、、と本殿から離れた頓宮にあります大尾山に繋がる参道近くで待っていました。年に一度、たまたま行った時に見れるなんて、千載一遇のチャンス。無駄には出来ません。
暫く、頓宮近くで
神官さんのあとに、一基の神輿が神職さんの後ろで沢山の方に担がれてやってきました。小雨パラパラ。
掛け声とかはありません。コロナでなければ、3基を担いでくるのでしょうが、こちらの一基に3体の御神体をいれて頓宮に向かいます。
神輿を頓宮にうつして、神輿をもとの位置に戻して消防団の方は帰っていきました。
かれこれ30年やってるよ、、お酒を御礼に配ります、、というのにたいし、酒より、焼酎がのみたいなぁなんて笑って言っていました。
そして神事がはじまります。
内で神事は行われましたが、1時間弱、鳥居の外から離れて拝見できました。
不思議な神事でした。神官さんが竹の輪を順番にくぐったりします。その神事中、天候も雨がやみ、風がないのに、提灯がひとつだけ大きくゆれたり、雅楽の音が鳴ると風が急に吹いたり、神様は目には見えないけれども確かに何ものかがおられると感じました。
神事が行われたあとに帰る姿が美しかったです。
御神体は、一年に3日だけこちらに遷御されます。
本当に大満足の参拝となりました。宇佐神宮に坐します神様、参拝させていただきありがとうございました。