朝食前に徒歩で天岩戸東本宮に参拝しました。
6時台、誰もいません。贅沢な空間です。
参拝をおえて、裏手にあります7本の杉を見てきました。
朝食後に天岩戸西本宮にも参拝しました。(後日記載します)
早朝参拝は気持ちいいですね。
入り口にアメノウズメの銅像がありました。近くによるとまわります。
西本宮には、天岩戸の岩戸を投げた手力男がいました。二柱とも、天岩戸開きの立役者ですね。
早朝参拝は気持ちいいですね。
紙垂が高千穂は3.5.7です。
造化三神の3からです。高天の原に最初に成り出た独り神の三柱で、アメノミナカヌシ(天之御中主)、タカミムスヒ(高御産巣日)、カムムスヒ(神産巣日)です。次に別天津神の二柱を合わせ五柱となります。
その後も多くの神がうまれ、神代7代の国生みの神として知られるイザナキ(伊耶那岐)とイザナミ(伊耶那美)が最後に登場します
6時台、誰もいません。贅沢な空間です。
参拝をおえて、裏手にあります7本の杉を見てきました。
3.5.7の7なのでしょうか。
7本の下の部分がくっついています。神代7代は二柱で一神と数えらる神様がでてきます。国生みのイザナギノミコトとイザナギノミコトは神代7代の最後の二柱です。
7でいえば、昔は子供が7歳まで生きたらホッとしたといいます。今のような予防接種なんかも無くて、医療も発達してないころの祈りが七五三なんですね。
スクスク育て子供たち。
ここで、杉の小話を紹介します。
どこの神社にも杉の木は大体ありますが、とりわけ神社には大木が多く、参道の傍に聳え立つ見上げるような威風には神々しさを感じますね。鎮守の森や杉の木の力を感じます。
杉の木とは、古来から、神様は高天原(天上界)から地上界へ杉の木を伝って降臨してくると考えられていました。
杉の木を介して天上界と地上界を往ったり来たり、神様はします。つまり杉の木がないと神様は降りて来られない、天上にも帰れない、と考えられていました。
杉は木々の中でもとりわけ太く高くまっすぐに成長し、下から見上げると、この後も天まで届きそうな立ち姿にそんな役割を感じます。
そういうことで、神社には大きな杉の木があるわけです。
天まで届けと言わんばかりに、社殿の裏手でひっそりと聳え立つ杉に、神話を重ねる事のできる神社でした。
神話は物語ですし、多くの古代史研究家が指摘するように、強者により書かれた部分があるとは思いますが、それはそれとして、まず自然ありき、そして一からどんどん分かれてヤオロズに神を見出したり、和することの大切さを暗示していたり、自然に学ぶ視点を与えてくれる話のように思っています。
東から昇る太陽を見ながら、拝殿に向かい、その背後に伸びる夫婦杉も見ることができて、朝から清々しく感じました。