この10月6日から始まった、今城塚古代歴史館と、しろあと歴史館の合同特別展、「藤原鎌足と阿武山古墳」展。今城塚では、鎌足の活躍した宮都を中心とした遺跡の出土品を展示、一方のしろあと館では、摂津三島の社寺に伝来した鎌足の肖像画や木像の資料から鎌足にまつわる信仰や伝承を紹介する、という分担になっています。
今回は今城塚歴史博物館の方のロビーに展示された、阿武山古墳の発 . . . 本文を読む
前回は、尻切れトンボのような記事の続きです。日本古代史に馴染み始めた頃に、一つの具体的イメージを提示してくれたのが、大元出版の古代史伝承本(参考書籍名は下記※)でした。一般の考古学などの状況を横目で見ながら、かつて実在したらしい出雲王国の王家の子孫と称する斉木雲州氏を始めとする方々が、王家内で伝承されていたり、他の旧家で聞き集められた伝承をまとめ、記紀(古事記&日本書紀)の記述との違いに都度触れな . . . 本文を読む
今回は、ただの独り言、です。
高槻市内の、JR京都線、摂津富田(せっつとんだ)駅と、阪急京都線、富田(とんだ)駅の近くに、「登美の里」町があります。地域のスーパーや小学校もある、ごく普通の住宅街です。神社や寺はありません。
ところが、古代史を知りだすと、この「登美」の字が少し気になって来ます。例えば、こんな感じです。
神武天皇のヤマト入りに最後まで抵抗したナガスネヒコは、 . . . 本文を読む
出雲散策の4回目、今回から由緒ある神社を3回に分けてアップします。およそ車で東から西の順に巡って行き、最後また東に戻っています。・玉作湯神社
〇玉作湯神社について、コチラで情報を追加して新たに記事を投稿しました
有名な玉造温泉街の奥にあります。また家族できたら温泉宿に泊まりたいですね。出雲国風土記に既に記載されている、真に由緒ある古社。境内は国指定史跡出雲玉作跡の一画にあたり . . . 本文を読む
今年2018年の春、今城塚歴史古代歴史館で実施された特別展、および関連の講演会のご紹介です。ちょうど、丹後地方の、特に弥生時代の遺跡情報を知りたかったので、タイムリーでした。
展示でカバーされていた時代は、その弥生時代から古墳時代、継体天皇の時代までの広い範囲。今回は、弥生~前期古墳時代あたりまで、私的に興味深く理解できた事をアップ致します。
講演会は計5講演が催されましたが、 . . . 本文を読む