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トルコ世界遺産めぐり[Ⅲヒエラポリス-パムッカレ]

2011年12月01日 | 旅行
トルコ世界遺産めぐり[Ⅲヒエラポリス-パムッカレ]
ヒエラポリス-パムッカレはトルコにあるユネスコの世界複合遺産(1988年)の登録名

紀元前190年ごろにペルガモン王エウメネス2世が開いたこの都市は、
ローマ、ビザンチン時代を通じて、神秘的な景観と温泉の効能から保養地として繁栄を極めた。
ローマ帝国時代にも地震で破壊されるが、その後復興。
しかし、1354年の大地震で1500年以上続いた温泉保養地は、完全に廃墟と化した。

ヒエラポリスとは「神聖なる都市」という意味。
白い棚田のお伽噺のような景観は、綿の名産地だったことからパムク(綿)カレ(城)と呼ばれた
炭酸カルシウムを含んだ温泉が山肌を流れ落ち、
長い年月をかけて沈積してできた100以上もの石灰棚が、
昼間は空の色を反射して青く輝き、落日の頃には茜色に染まるという。
今は、この石灰棚の保護の観点から、立ち入りは一部のみに規制されている。

今日は移動距離が長いので早めに出発。悠久の時が作り上げたパムッカレを見学し、
湯量が減っているとはいえ、石灰棚を歩き、足湯も体験できましたが
先を急ぐので、ヒエラポリス遺跡は、高台まで上がって見学は出来ず残念でした。
でも、絶景を眺めながら温泉を愉しみ、温泉に癒しを求めた古代の人々が
どこか今の私たちと近い存在に感じられます。

高速道路が整備されており、バスはベンツの新車(初乗り)で、快適ドライブでしたが
コンヤ大平原をひたすら走り、途中、11~13世紀セルジューク・トルコの首都が置かれた
コンヤのメブラーナ博物館を見学。日暮れ近くにスルタンハンのキャラバンサライを見学、
明かりが灯って、ようやくカッパドキアに到着。洞窟ホテル内は外観とは違い近代的で快適でした。

白い棚田のような景観は、綿の名産地だったことからパムク(綿)カレ(城)と言われる。
石灰棚画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください・・・
(スライドショーの右側の□クリックでフルスクリーンに。)



クレオパトラが湯あみしたという温泉プール、遺跡が沈む



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