世界遺産プエブラ歴史地区(プエブラの旧市街とチョルーラ遺跡)
メキシコプエブラはメキシコシティから120キロほど東にあり、100万人を超える大都市
雪の山頂から噴煙を上るポポカテペトル山(5452m)とイスタシワトル山(5286m)を見ながらドライブ・・・
街の中心部、メキシコプエブラは歴史地区として世界遺産に指定されている・・・
18世紀のスペインによる植民地時代(1521~1821)に築かれた街・・・
メキシコはヌエバ・エスパーニャ(新スペイン)副王領と呼ばれていた
多くの教会が残る。とくに、壁、柱、天井が精緻な金箔が施された
サント・ドミンゴ教会の壮麗さは息をのむ・・・
また、タラベラ焼きという、タイルで装飾された外壁がカラフルで
競って建てたと思われる家々が並ぶ・・・
その副王の迎賓館として建てられた、赤色のタイルと白色の装飾の組み合わせの
ロココ調の建物は砂糖菓子のように見えるところから、砂糖菓子の家という名前に・・・
現在は、古代文化や古美術品の博物館に・・・
この豊かさ、18世紀初めには、全スペイン王国の税収の半分を生み出していたほど・・・
スペイン領になる以前にプエブラでは良質な土から素焼きを作る技術を持っていて
そこへ、スペイン人が上薬を塗って光沢を出すことを伝えてできたのがタラベラ焼き・・・
しかし、この技術はイスラム文化に影響されたもので大量生産できず、
今現在でも一枚一枚職人が手作りで作っているという
続いて、古都プエブラの近郊、車で20分のチョルーラ遺跡観光
チョルーラはテオティワカンと同時代の古代文明遺跡
スペイン征服軍はその大神殿を破壊して教会を建てたという・・・
先ずは、発掘調査中のピラミッドの内部を見学。
発掘途中のを眺めながら急な坂道を登って・・・
現存すればメキシコ最大のピラミッドの上に建つロス・レメディオス教会へ
遠くに噴煙をあげるポポカテ山、周囲には古代の面影は見えず、町が広がるばかり
古代、巨大なピラミッドを囲んでどんな様子だったのだろう?
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サント・ドミンゴ教会内部、まばゆいほどの金で装飾されて・・・
サン・フランシスコ教会正面はタラベラ焼きタイルで飾られて・・・
スペイン時代、副王の迎賓館だった建物
タラベラ焼きタイルで飾られ、砂糖菓子の家といわれている・・・
メキシコ最大のピラミッド チョルーラ遺跡
スペイン軍に破壊され上に教会が建てられた・・・