* * * 魅惑のモロッコ・サハラ砂漠感動紀行 * * *
モロッコの旅【Ⅹ】世界遺産 マラケシュ旧市街
モロッコを代表するエネルギッシュな都市・・・
「モロッコの楽園」とも言われているマラケシュは、
フェズの次に歴史のある古都でもあります。
ジャマ・エル・フナ広場
マラケシュの旧市街にある有名な広場。
広場の文化的空間が国際的に評価され、無形文化遺産にも登録されました。
この広場は、モロッコ中の活気が集められたかのような熱気に包まれていて、
「お祭り広場」「芸術家たちの広場」とも呼ばれています。
広場が見渡せるカフェで、祭りのような賑わいを見ながら
一休みグループと、ショッピンググループそれぞれで楽しむ・・・
11世紀後半には街の中心となっていて、公開処刑なども行われていたそう・・・
毎晩お祭りのような賑わいで、夕方になると屋台が所狭しと並びはじめ、
大道芸や、にぎやかな歌&演奏・・・。人でいっぱい・・・
クトゥビアの塔
ジャマ・エル・フナ広場を見守る様に立っているクトゥビアの塔は、
12世紀に建てられた高さ69m、幅12.8mの塔で、マラケシュのシンボル・・・
頂上の玉が、広場に幸せをもたらすと言われています・・・
コウノトリのヒナが羽ばたきをしていました・・・。
マジョレル庭園
旅8日目、マジョレル庭園観光時、雨にみまわれた・・・
1920年代にフランスの画家ジャック・マジョレルが造園し、
のちにイブ・サンローランが買い取って修復経営したそうです。
建物の外壁など、庭園の装飾に使われている色は
「マジョレル・ブルー」と呼ばれる濃いコバルトブルー
巨大なサボテン・ヤシ・バナナなどの南国の植物や
咲き乱れる白や赤の花とコバルトブルーの色彩の対比がとても印象的・・・
マジョレル庭園を去るころには雨は上がり、よかったです~
バヒア宮殿
マラケシュの喧騒からは想像できない別世界が広がってるバヒア宮殿。
とても優雅な雰囲気を醸し出しています。
19世紀末、アラウィー朝ハッサン1世の宰相アリ=バハメットが住んでいた宮殿で、
フランス時代の将軍が住まいにしていたこともありました。
この宮殿の名前の「バヒア」は、首相が一番好きだった妃の名前で、
「光り輝く」という意味でもあるそう。中央には小さな噴水がある中庭があり、
その中庭を囲んでいる部屋は、贅を凝らした天井画や彫刻が見事な
4人の妃と24人の側室の部屋が並んでいる・・・
床には青いタイルで描かれたモザイク画あります。
さまざまな様式を組み合わせて作られたバヒア宮殿は、
スペインの建築家とフェズの大工1000人で7年もの歳月をかけて作られたそう。
画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。
マラケシュのシンボル クトゥビアの塔・・・
1年中お祭りのようという ジャマ・エル・フナ広場・・・
バビア宮殿 噴水のある中庭・・・
イブ・サンローランが買い取って修復経営したというマジョレル庭園・・・