28日、晴天に恵まれる予報なので、露天風呂がオープンした裏磐梯高原ホテルへ秋色ウオッチングに・・・
紅葉には早かったけど、背中を炙りながら外でお茶して、散策、読書、露天風呂と楽しむことができました・・・
磐梯山の噴火は明治21 年(1888) 7 月15 日
7 月8 日頃から地震発生。
12 日上の湯から水蒸気発生、山崩れが発生します。
7 月15 日 午前7 時頃から軽微な地震。7 時30 分頃から地震活発化し連続します。
午前7 時45 分頃大噴火、約1500m まで噴煙、約20 回爆発。午後4 時頃終息します。
住民477 人が犠牲となり、396 人行方不明、遺体は81 人発見されています。(資料より)
ここ裏磐梯は、1888年の磐梯山噴火で数十年間一面荒地のままだったところを、野鳥のさえずる森へと願い
会津の商人遠藤現夢(遠藤十次郎)が私財を投じ、長野県の林学博士、中村弥六から植林を学び
10万本ものアカマツ、杉、漆の木などを植林、謝意を表して裏磐梯高原ホテル南の沼を「弥六沼」と名付けたと
いう。裏磐梯開発の先駆者、遠藤現夢翁(1864~1935)の努力が時代を超えて生きているんですね。
2010年11月13日 磐梯山ジオパーク協議会が「遠藤現夢植林100年」で樹木調査とシンポを開催とwebページに
2011年9月 磐梯山が日本ジオパークに認定され、10月4日には「ジオツアー」が3コースで開催といいます。
湖沼の数は五色沼を含めて300あるそうで、森と湖の風景は、また訪れたいと思えるところです。
裏磐梯高原ホテル弥六沼の画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください・・・