先日、手に入れたタミヤ 540-Nモーターをシャーシに搭載する前に、モーターの「慣らし」をしていきます。
(*´∀`)
ヤルヨー。
ブラシレスモーターが主流となった現在では、あまりブラシモーターの慣らしをする事が少なくなったのですが、モーターの性能を発揮させるには慣らしが必要です。
モーターの慣らしについては「水中慣らし」等、人それぞれで「ノウハウ」や「こだわり」があると思うのですが、今回は簡単に行っていきます。
作業の前に簡単に説明しますが、前回に説明した様に「540-SHモーター」と「540-Nモーター」は同じ物だと考えます。
なので、今回の540-Nモーターも長期間の安定した作動を目的とした「逆進角」がブラシ部分に付いていると思われます。
今回は「逆進角」を活かした540-Nモーターの性能をフルに出す為に、
逆回転仕様にしていきます。
(・∀・)
ハンタイニマワリマス。
まず最初に、軸受メタルに注油をします。
軸受けメタルにオイルが回る様に、時々で良いので「手回し」をしながら数時間ほど放置します。
片側の注油ができたら、同様に反対側も注油をしていきます。
慣らし運転時にメタルの油膜を切らさない事も重要になります。
本来ならコミュテーターに「コミュドロップ」を数滴使いながら約3ボルト位で回したいのですが、今更ながらコミュドロップを持っていません。
なのでモーターを発熱させない様に約1.5ボルトで回していきます。
もちろん逆回転仕様なので+とーの端子は逆に電池と繋げます。
540モーターのブラシは交換できるタイプのブラシより硬いので、なかなかブラシ側の当たりが出ません。
また、必要以上に回し過ぎてもモーターの美味しい部分があっという間に終わってしまうので、回し過ぎに注意が必要です。
目安として、約30分くらいモーターを回して、コミュテーターのブラシが当たる部分に均一に光沢が出る位で慣らしを終了していきます。
後は実走でモーターを育てていきます。
仕上げとして、ブラシのカスをパーツクリーナーで流してから軸受けメタルに再度注油して、最後に3分くらい逆回転で回します。
これで完成です。
(*´∀`)
デキタヨー。
540モーターのスペックは、無負荷で約16000rpmだったと思います。
慣らし運転をしてみた540-Nモーターを逆回転でモーターチェッカーにかけてみると、
約17500rpmでした。
(*´∀`)
ホドヨクデキマシタ。
簡単に慣らし運転をした割には良く回っていますね。
走らせてブラシが減ってくると更に逆進角が付くので、18000rpm中盤位まで回転が上がると思います。
今回仕上げた540-Nモーターをシャーシに搭載して走らせていきます。
(*´∀`)
ノセテイキマス。