TT-02のメンテナンスが完了したので、再セッティングをしていきます。
再セッティングの目標として、ほんの僅かでもレースタイムを向上させる実践的な方向にしていきます。
今のところ前後のバランスも良い感じで、コーナリング中のコントロール性も十分です。
しかし、追い込んだ時に低速コーナー入口でリヤ側がスライドしてしまいます。
感じ的にはFFマシンの「タックイン」的な感じなのですが、スライドすると失速しているみたいです。
コントロール範囲なのですが、やはりタイムが下がる原因なので対処していきます。
動きの感じとしてはリヤ側のグリップ不足ではなく、フロント側のグリップが勝っている感じです。
なので、フロント側のグリップ感を下げる事で対処していきます。
今までは前後のスプリングを「OP-1797 ショートスプリングセットⅡ」のミディアムハード(金)を使っていました。
これをフロント側をミディアムハード(金) → ミディアムソフト(黒)に変更します。
一応「ミディアムソフト」とはなっていますが、少し硬めのスプリングです。
スプリングの変更で随分と良くなったので、あと少しですね。
あと気になる点は、コーナー中盤以降の「転がり感」です。
これに関してはアッカーマンの調整で対処していきます。
ステアリングブリッジとリンケージの間にスペーサーを1.5ミリ入れます。
これでステアリングを切った状態のタイヤの内側と外側のステアリング角度の差を少なくしていきます。
これで大まかなセッティングが完了しました。
後はレースに実戦投入です。
(・∀・)
ブッツケ本番デス。
つづく。