今回はTT-02 ノーマル足の「旋回性能」を少しでも上げる調整していきます。
(・∀・)
ヤルヨー!!
TT-02 ノーマル足については「ジオメトリー」が悪いです。
(;´∀`)
ソウナンダヨナー。
前後のサスアームともロアアームに比べアッパーアームが長くなっています。
更にアッパーアームの取り付け位置が高い為にキャンバーの変化量の調整も難しくなっています。
これはTT-02をラリーマシンに変更する為に、車高の高さを組み換える必要がある構造のせいだと思います。
現状は高さ調整の「A8パーツ」の組み合わせでも、キャンバー角が「ほぼ0度」となっています。
更にアッパーアームが長いのでサスアームをストロークさせると、キャンバーがポジティブ側(起きる方向)に変化します。
これはリヤ側でも同様な状態になっています。
画像は前後のタイヤなのです。
(左側がフロント側で、10パック程の走行です。)
中央部分は減っているのですがタイヤの内側の溝が残っていますね。
これがタイヤを使い切れていない、旋回性が低い原因だと思います。
と言う訳で、アッパーアームの長さを調整していきます。
「OP-1874 アジャスタブルアッパーアーム」です。
リヤ側には採用していたのですが、フロント側には耐久性を考慮して取り付けてはいませんでした。
今回は調整式のアッパーアームを補強して組み込んでいきます。
以前にも書いたのですが、アジャスタブルアッパーアームの接合部には約0.4ミリ位の隙間があります。
この隙間を調整しないと耐久性が下がってくると思われます。
隙間を無くす為にアルミテープの厚さにもよるのですが、接合部分に1.5回転くらい巻き付けます。
キャンバー角が決まった後の固定は上部側のビスだけではなく、下部側もイモネジをねじ込みます。
これで固定はバッチリですね。
問題のアッパーアームの長さなのですが、
ノーマル部品だと画像の様にアッパーアームの方が長くなっています。
これを、少なくともキャンバー角がポジティブ側に変化しない様に同じ長さにしていきます。
前後ともアッパーアームをロアアームと同じ長さにしました。
これでキャンバー角がポジティブ方向へ起きない様にできると思います。
アッパーアームの軸受けに、僅かにガタがあるのでアルミテープを半周巻いてガタ取りをします。
アルミテープを巻くのはダンパーステー側だけにします。
気になる取り付け後のキャンバー角なのですが、前後とも約2.5度になりました。
一応、キャンバー角は適切な範囲内なので、これで実走させて様子をみたいと思います。
次は最高速の対策ですね。
(・∀・)
マダマダヤリマス!
つづく。