2023年11月11日(土曜日)午前3時:[ 10c/15c/60% ]{ pm10:00-am02:00 } 雨?
夜の初めに盛んに雨が降って、それが風に変わって、今はピタリと静かになっている。風が吹いていた真夜中、暑くて仕方がないので、ついつい真夜中2時に起き出してしまったのだが、今度はかなり足元から冷え始めた。暖かい大気が冷たい大気と入れ替わったようだ。
体が寒くなって、眠くなったら、もう一度、夜明け前に寝ることにしよう。
昨日は一日中、雨の日だったので、そのうち、あっという間に来月がやってくるから、村の「暮れ盛り」用の事業報告に、今年の1年を振り返って日誌をチェックしていると、2月、8月、10月と村人が亡くなっている。なるほど、私は「葬式(自治)会長」だ。この3年の間に、5戸の家で、5人が亡くなった。10戸集落の5戸だから、50%という、驚異の数字だ。
目下は高齢化社会だが、長寿を誇った高齢者が消え去って、団塊世代の我々がトップに躍り出る頃になると、山はあっという間に崩れ始めて、平均寿命がガタンと落ちるのでは無いかと私は思う。問題は高齢化より、「小子化」になるだろう。人口は減少し、世帯数がどんどん減る。
街中も田舎も、すでにその傾向が顕著になりつつあり、自治会加入者の減少を押しとどめようと、末端の地方行政担当者は無駄な努力をしている。いや、わかっているのかもしれない。わかっていても、地方行政の担当者の力や、わずかな予算で、崩壊する家や、消えゆく世帯数を押し留めることなど、できるものでは無い。
空き家の残り住人が、ボケて施設に入っているところに出向いて、「自治会費納めてもらえませんか?」などと、どこの誰が言えるだろう? 息子と娘がいたはずだが? 20年以上も前にどこか県外の人口密集地帯の「都会」に移り住んで、そこの住人になってしまっている。
さあ、「茹で落花生」でも食べて、生きながらえる工夫をしよう。無駄な気がするけど。