あれほど、世界中を回って、声を高らかにロシア熊のプー君を名指しで非難して「許すわけにはいきません」などと叫んできた日本のお人好しのK君だが、ガザ地区で何十万人と言う、パレスチナの老人や女、子供の弱者が、爆死の上に今また餓死寸前というイスラエル軍の強力な軍事行動を前に、ロシアや中国でさえ、人道的な「即時停戦」を叫んでいるのに、言葉が出てこないのは、「どうしたの、K君?」と言うしかない。
だから、何度も言ったでしょ? 綺麗事ばかり並べて、ロシアのウクライナへの領土の軍事侵攻を単純非難することはやめたほうがいいって。日本にとって、ヨーロッパの事情は他人事なのよ。歴史も違うし、民族も違う。地政学的な大きな違いが背景にある。NATOなどという軍事協定も日本には無関係。
ウクライナへの軍事援助の筆頭のアメリカで老人売電が、いくら必要性を叫んでも、今日現在、援助金が決まらない。自力でロシアと戦えない弱小国家がいくら相手の非道を叫んだところで、自国民の領土やインフラ、人的犠牲は天文学的な数字になるばかり。
ガザ地区だって、そもそも本来の土地の住人は、パレスチナの人々。それを、第二次世界大戦の英米が勝利国の権力で、聖地メッカを含む場所を、国を持たないユダヤ人のために区画割りして、人工的に作った。鳥獣のように、隅っこに追い払われ、フェンスで囲われたのが、パレスチナの人々。
そんなことは、もう80年近く前の話だから、K君だって、常識の世界史。軽薄に他国の批判をしていると、「仰向いて唾を吐く」ことになるのは、火を見るより明らかではないか?
中国の日本の海産物輸入禁止だって、科学的な根拠がないことなど、百も中国は知っている。年に1000億円にも満たない輸入金額。万一、多少日本政府が嘘ついていたとして、ホタテなどの海産物を喜んで食べる自国民に影響があったところで、12億も13億もいる人口が、ノミのクソほど健康寿命が縮んだところで、政権運営者が気にするわけがないではないか?そんな「たま」だと思う?
そんなニュースは、ジョークでしかない。中国にそんな態度を取らせるのは、まさにK君が軽薄行動を繰り返したからに他ならない。世界を相手に。利口にならなきゃ。