サプリのテレビCMは大手企業名であっても、半分は「嘘ばかり」と思った方がいいのだが、CMの中で、申し込みの電話番号に「お」を付ける、アホCMがある。今までは「イミダペプチド」だけだと思っていたら、つい最近、女性の声で、「お電話番号は」と聞こえてきた。
まさに、「お客様、我が社への商品のお申し込みには、このお電話番号にお掛けください。」と言っているのだ。この文章が「おかしい」と気が付かないのなら、その知性はかなり怪しい。
CMは大金を払って、制作依頼するスポンサーがいる。スポンサーには、社長もいるし、部長もいるだろう。その上、制作会社にも担当者が、上役などもいる。誰も、何も言わないのだろうか? それが怖い!この世の怖さは、テレビ局が一番なのだ。
私の伝言を受けた母親が、自分の娘に「お伝えしておきます」と言ったので、そのカーチャンの知能指数を、私は一瞬にして理解した。高等教育を受けていないか、実業社会で鍛えられていない。その家庭で育つ子供の知能指数が丸見えになるのだから、恐ろしい。
女子ゴルフなどでも、最近、超一流のトップ選手でも、流行りのコメントは「次回、また優勝できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。」というものだが、私には、実に不可解なコメントに聞こえる。
「おう、(勝手に)頑張れや、頑張って目を見張るような活躍したら、応援しちゃる!応援してくれなんて、生意気な要求を、先にするんじゃない!」という気分にさせる。
ごく一部の関係者を除いて、優勝するような活躍や技量を視聴者やファンに見せるから、熱気し、応援することになるのだ。技術も磨かず、情けない性根で言い訳ばかり連ねているような選手に、見ず知らずのおっちゃんが応援するわけがない。
「お電話番号」と聞くたびに、私の脳血管が切そうになる。