モノと心の独り言

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交換・贈与の果ての寄付文化は、名所への名前描きのように

2015-06-23 06:35:29 | コミュニケーション-メディア

 自分と未来を変える、新しい寄付のかたち、SOIF Vol.12[コミュニティの未来~実現する力~」

まちひとサイトで、 SOIF:The Social Investing farm を取材して、寄付されるお金を考えた。

子供を産み、遺伝子を残す以外の余剰を生み出すのが人間。
余剰は変化・災難・看取る子孫のために蓄えられ、分配される。
氏族・家族を超える余剰は交換され、余剰の社会活動から記録・象徴残される。
寄付されるお金というモノは、社会活動の余剰から生まれ、交換のためと名誉のためと二つの流れがある。

社会活動 →  余剰 ・・・浪費・・記念・・・象徴→遺跡
  分配    交換 ・・・・・ ・贈与
         ・        ・  
        通貨  → 貨幣・・・
         ↓        ↓    ・
        市場    収集  寄付・・・<デジタル記録>
         ↓        ↓    ・      ・ 
     過剰 資本    信頼  敬意      ・     
         ・     → ↓    ・       ・
         ・      遺品    ・       ・
        無名性           <社会経済史>

そう、SOIFが寄付組織の経緯と寄付者・寄付金を記録し続ければ、贈与が事業社史だけでなく、社会経済史に残ることになる。<デジタル記録>がマッシュアップされれば、<社会経済史>に残る。

だから、寄付する相手の事業内容だけでなく、起業者にあい、対話し、自身の未来に対する希望をかける相手を見極めなければならない。

遺伝子の自律的な活動の結果かもしれない人の活動の社会経済史に、名を残す相手は、誰でもどこでもいいのではなく、有名観光地の落書きのように、将来も人の眼に触れるところなのだ。デジタル記録なら、傷を残さないし。 

*国立国会図書館デジタルコレクションの公開が始まる。

アーバンデータチャレンジ2015×国立国会図書館

ワークショップは、8月8日 13:30~17:15 国立国会図書館新館大会議室

お申込みは、7月27日まで  こちらから

 

 

 


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