のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

3人の旅立ち

2006-10-21 | KA
 ステージマネージメントのシルヴァンが昨日のパーティで土曜日ショーに出るかどうか聞いてきました。「ああ良かった、僕2回目のショー観られるんだ!」モントリオールにいるときからお世話になったシルヴァン。おいしいものをを食べたときの顔がとろけるようになるシルヴァン。りんご南部せんべいを取り寄せて欲しいとまでいって喜んでくれたシルヴァン。オペラを愛する彼はいつも素敵な声でコールをしてくれました。彼はルクソールで始まる新しいシルクのショーのステージマネージメントに抜擢されKAを去ることになりました。
 大好きだったジョージが去ってからはもうだい経ちます。それでもメグがいたので彼らの毎月一回のホームパーティーやシルクのイベントで会うことができていました。でもメグも去ることになりました。「今日はプロップスにこられるの?」と、ショーに出ない日はいつも気にかけてくださり、何度も一緒にトラックを回らせていただきました。「あなたが来る日が楽しみなの。」といつも歓迎してくださり、私は寛大でおおらかな彼女の傍らで楽しく仕事ができました。今度はマンダリンベイでイベントコーディーネーターになるそうです。
 まゆみさんと過ごした月日はたったの2ヶ月半。それでも彼女がその間、KAの中でいろいろなことを経験した密度の濃さに比例して、私もたくさんの時間を彼女と過ごしました。彼女に起こるさまざまなことが自分の過去と次々に重なっていく不思議な方でした。男手しかなかったフィジオに入った彼女はそれだけで身体を治してしまうような明るさを持ちマスコット的な存在でした。彼女はCorteoに行くことになり、明日ワシントンDCに向かいます。

 今日は3人のことを思い出しながら舞台に立ちました。3人の最後の日に舞台に立てたことに感謝します。