
-四方のたより- 装いも新たに、Dance Cafe
ひさしぶりにDance Caféをしよう。
丸2年のあいだ拠点としてきたFestival GateのCOCOROOMが強制的移転の憂き目に遭って、そのまま休眠してきたDance Caféを新しい場所でようやく再開することになった。
地の利はとても良いとはいえなのだけれど、嘗て鉄工所の街として活況を呈していた九条界隈、私自身幼い頃からずっと育ってきた街でもあるが、この九条のとある一軒の鉄工所、外装は町工場の姿そのままに、内に入れば白木造りの社殿かと見紛うばかりの異空間がある。
その名は、Free Space MULASIA –自由空間ミューラシア-、
中心となるHallは真中四方に4本の太い丸木柱が立つ5間四方の広い室内、木の香匂う静かな佇まいは心落ち着く和の空間。
ひとまずはこの空間にて、再び立ち上げてみようと思い立った次第にて、
以下、Renai Produce としての、<四方館 Dance Café>のお知らせ。
このたびは、デカルコ・マリィ君にご足労を願い、Soundも従来からの杉谷昌彦君に加え、violaの大竹徹氏、民族楽器の田中康之氏、さらにvoiceの松波敦子さんも参加し、顔ぶれはにぎやかに、されど中身のほどは津々として蕩々と‥。
-Information-
四方館 Dance Café in Free Space MULASIA, Kujyo
「KASANE 2008 –襲 Vol.Ⅲ-」
9/28. SUN start:PM5:00
\1,000.- ONE Drink
匂ふより春は暮れゆく山吹の
花こそ花のなかにつらけれ 定家
春ならば、桜萌黄や山吹
秋ならば、桔梗や女郎花
襲-かさね-の色は森羅万象
四季とりどりに匂い立つ
Dance:小嶺由貴/末永純子/岡林綾/ありさ
に加えてGuest:デカルコ・マリィ
Sound:大竹徹-viola/杉谷昌彦-Sax/田中康之-percussion/松波敦子-voice
企画の詳細、会場map等については此方<Dance Café-Information>を参照されたし。
<連句の世界-安東次男「風狂始末-芭蕉連句評釈」より>
「梅が香の巻」-33
魚を喰あくはまの雑水
千どり啼一夜々々に寒うなり 野坡
次男曰く、雑炊は、ふさわしい食べものとして今では冬の季語だが、江戸時代にはまだ有季に扱われていない。
野坡の付は時節を見込んで二句冬らしく人情を深めた作りで、遣句だが、友千鳥が鳴くのは近江だけではない、隅田川にも鳴くと思い出させて、帰心を誘うように打添うている。いうなれば、仕掛けた「東」の中身を覚らせる作りだ。
飽きが兆せば腰を上げたくなる。そこにつけいって、人恋しさを煽るさまに興じた句で、何ということのない「一夜々々に」重ねがうまく利く、と。
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