山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

完成Openがいつのことに?

2019-01-04 22:53:01 | 文化・芸術


未だ改装の工期定まらず
拠って、
完成Openがいつのことになるやら――

10時半頃、携帯が鳴った
岸本康宏宅からだ、九条に来るという
新年早々だが、二週間ぶりだし
話したいことはいろいろとあるにちがいない……

新年早々の四日-岸本康弘はいつものように九条へ
いつものように林田鉄と会い、共に時間を過ごす
そしていつものように鰻重に舌鼓――



身体の不自由な彼は、発話もままならぬから
こうして、伝えたいことをワープロで書面にしてくる

林田様
いつも有難うございます。
いよいよ手の指も動きづらくなって来ました。
つらいことですが仕方がありません。
わが人生の最後の事業に挑んで行こうと思います。
十代からの短歌を選んで歌集を発刊します。
散乱していますので探すのに大変です。
詩集はあと一回、新しいものを出したいと思っています。
今までの中であまり気に入ったものがないので、是非そうしたいです。
それを終えて死にたい。あと一年ほどです。
いずれにしても資金がないのが悲痛です。
屋敷を抵当にしたいです。
とにかく踏ん張って努力するのみです。
ご支援、お願い致します。
  十二月二十八日             岸本康弘

―今月の購入本-2015年08 & 09月

◇鶴屋南北「東海道四谷怪談」 岩波文庫
◇田中貢太郎「南北の東海道四谷怪談」 Kindle版
◇野呂邦暢「失われた兵士たち―戦争文学試論」文春学藝ライブラリー 文藝春秋
◇宇野邦一「ドゥルーズ 流動の哲学」 講談社選書メチエ
◇宇野邦一「ドゥルーズ―群れと結晶」 河出ブックス 河出書房新社
◇「自由自在-中学-」数学.国語.理科.社会.英語―受験研究社