2013年11月29日:追記
2014.11/6(木)~ 11/17(月) 西健吉 絵画展
開催決定たしました。DM等詳細情報が決まりましたら
このブログ内でお知らせいたします。
DM発送希望は コチラから
西先生の絵の背景には、「音楽が流れている。」 「風が吹いている。」そんな言葉をきいたことがあります。
絵が好きだった私は、市の文化センターで開催されていた「市美展」に出かけました。そして、会場に入るとすぐに目に飛び込んできた大きな1枚の絵にくぎ付けになったのです。心臓がドキドキしたのを、今でも覚えています。それが、西健吉先生の絵でした。私は、市美展の会期中、毎日会場に通って、長い時間その絵を眺めていたのです。
西先生は、私たちと同じ年に、奄美に赴任してきた、高校の美術の先生でした。
その後、先生が、市の絵画教室の講師をされていることを知り、私もすぐに申し込み。
先生のお人柄もあって、当時、教室では、30~70代のたくさんの生徒が月2回の講座に通い、楽しく絵を描き、市美展などの公募展にもチャレンジしていました。
音楽好きの先生は、静物画を描いている時に、「はい、休憩しましょう!」と、おもむろに、モチーフのウクレレを手に取り、とても上手に加山雄三の曲を歌ってくれました。
美しい海と、自然が残る奄美では、野外スケッチもとても楽しいものでした。
絵画教室をはじめ、4年3ヶ月の奄美での出会いや、思い出は、とても多すぎて、語り尽くせません。
大げさではなく、その時の先生の絵との出会いがあったからこそ、巡りめぐって
今、私は、ここでお仕事させてもらっていると思っています。
私の家族にとっても、奄美は特別な場所。第二の故郷になっているのです。
1999年、西先生は鹿児島に戻られ、その数ヵ月後、私たち家族も、泣く泣く奄美を離れました。
しかし、その後も奄美の絵のお仲間、そして友人たちとのつながりは続いており、また、欠かさず、東京での二科展には足をはこんでいました。
「無理かな・・・」と思いつつ、2005年の夏、マダムに先生のことを話し、
絵の写真を見てもらって、「夢」は「現実」へ・・・
2005年9月、二科展の会場で先生に、銀花ギャラリーでの個展の開催をお願いし、そして、2007年春、初の個展が実現したのです。
このとき、さらにとても嬉しいことがありました。
以前、アルピーノでお仕事をされていた、鹿児島出身の方が、先生の教え子さんだったのです。
さらに、さらに、会期中、関東にお住まいの先生の同級生の方たちが集まってくれた日のこと。
西先生「どうしてそんな格好してるんだ?」
ご友人「いや~、うちの娘が、今日アルピーノで結婚式なんだよ!ハガキを見たときはびっくりしたよ!」
なんという、嬉しいご縁でしょう。
たくさんの方に来ていただいた、1回目に続き、3年ぶりの銀花での個展。
二科展での大作をご覧になっている方も、また、初めての方も、どうぞ、西先生の作品をじかにご覧になってください。5月17日の月曜日までです。
優しい気持ちになります。
奄美の方が、これを見ていらしてくれたら、うれしいな・・・。
お待ちしています。
2011.10.2 追記
2012年10月25日―11月5日
西健吉 作品展 開催決定いたしました。
お楽しみに!
スタッフ k