市役所南館入り口近くのの壁に表彰状が掲げられています。
この表彰状が掲げられた事はニュースで知っていて、市役所のどこかにあるとは思っていたのですが、はっきりと場所は認識していませんでした。
今回たまたま機会があって確認できましたのでご紹介します。
壁面の上に表彰状が、その下にそれをご紹介するパネルが貼られています。
表彰状には「JR福知山線列車事故の救助に携わったすべての人に」ということで下記の文面が記されています。
平成17年4月25日に発生した列車事故は犠牲者が660人を超える未曾有の大惨事になりました。
あなたはいちはやく事故現場に駆けつけ自らの危険を顧みず献身的な救助活動に携わりました。
愛と勇気に満ちたその行動は多くの人々に感動を与え、万人の胸に記憶と して深く刻まれるでしょう。
あなたのおこないは広く市民の誇りとするところであり、市制90周年を迎えるにあたり、ここに特別功労者として表彰します。
平成18年10月21日 尼崎市長 白井文
下のパネルには「この表彰は特定した個人を対象とするものではありません。負傷者の救出を終え、名前も告げずに立ち去った人々を含め、事故の犠牲者の救助に携わったすべての人を表彰するものです。」と書かれています。
役所に行くことがあればご確認してみて下さい。
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ふれあいフェスティバルに行ったついでに21世紀の森をご紹介します。
近くにある21世紀の森では苗を育てて植える活動をボランティアさんがなさっていて、市民が預かって自宅で育てて植樹する里親制度でトータルで20万本植える予定が3万本植えられたということです。7年前に植えられた樹木がもう育っていて森の一部が出来ていました。活動内容が尼崎の森|中央緑地の森づくりというサイトに紹介されています。
21世紀の森のある臨海部はかつて工業地帯で工場が立ち並んでいました。(この写真は図説尼崎の歴史より)
それらの工場が撤退した後この地域の再生をめざし兵庫県では「尼崎21世紀の森構想」を2002年3月に策定しました。
2006年の9月に開かれた「のじぎく国体」の際に尼崎市では水泳、体操などの競技がありその水泳のためにプールが建設されました。
2003年ごろ臨海部の交通が不便な場所にお金をかけて立派な施設をつくって
も国体が終わった後有効に活用されるのだろうか?またその維持費などやっていけるのだろうかということで不安がありました。
その頃一度その現地を見てみたいと考え一人で自転車に乗って一時間くらいかけて行ってみたら、そこはまだ原っぱの状態でした。それから10年ほど経って国体が終わり、屋外プール、グラウンド、フットサル場などもできてスポーツの森として活用されています。
冬場はスケートリンクに結構利用者があると聞いたことがありますが、お隣りの西宮市に新しく通年の西宮アイスアリーナが今年の夏オープンしたこともあって利用者数に影響があるのではないかと心配です。今フィギュア人気などでスケートに関心が高まっていますが、なんといってもここは市民の住居地域から離れていて、阪神バスは出屋敷駅から、シャトルバスはJR立花駅というルートで市の中央から北の地域からはアクセスしづらいのが難点です。
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先日ご紹介の阪神南ふれあいフェスティバルに11月3日(日)行って来ました。JR尼崎駅南から無料のバスに乗って約30分、会場の尼崎スポーツの森はパナソニックの巨大な建物のお隣りです。
県関連の諸団体、ボランティアグループ、尼崎ECOプロダクツの企業、東北支援などたくさんのブースがあってすべては見られなかったような気がします。またグルメ広場では尼崎チャンポンをはじめとする兵庫の美味しいものが用意されていました。
お気に入りは高校生たちが作品や技術を紹介してくれたり、ゲームや工作など
の体験ができるふれあい広場(兵庫県高等学校工業教育フェア)です。生徒さんの作品の説明を聞いたり工作を手伝ってもらいながらやってみたり、モノづくりを目指す若者の熱心な姿勢に好感をもちました。
あちらこちらでアンケートやクイズをしてクリアファイルや文具のお土産をいただき、小さい子どもさんは風船をいっぱいもらってはばタンなどのゆるキャラとの交流やメインステージでの忍たま乱太郎のショーなど家族連れが一日充分楽しめる内容ではありましたがお天気が昼ごろ悪化し、食事のための雨に濡れないスペースが少なく体育館の壁にくっついて食事したりなど苦労されていたのが残念です。
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大物川緑地公園の野外能舞台で毎年8月8日の夜に催される「尼崎薪能」、今年で第34回を迎えました。 昨年もこのブログに記しましたが今年もまた鑑賞させていただきました。
午後5時半よりまず子ども能楽教室の生徒さんたちによる『仕舞』の凛々しい姿を見せさせていただきました。 中には眼の周りにプールのゴーグルの跡のある少年もいて、普段のやんちゃで活発な様子とはまた違うふるまいを見せてくれました。
その後大人による仕舞と一管(笛)を鑑賞し終わっ
た頃は日も暮れて火入れ式があり、市長が今年は中国ドイツ訪問中のため副市長がしっかり挨拶されていました。本来はロータリークラブの何十周年のための企画だったそうでそれから30年以上も続けられていることが素晴らしいことです。
能「小鍛冶」の演じられる前に能楽コーディネーターの山村さんから解説があり、一条天皇より剣を打つように命じられた三条小鍛冶宗近の物語のあらすじや見どころをお話いただき素人にはたいへんありがたいものでした。
三条小鍛冶は名工として知られ祇園祭の長刀鉾の長刀がその作になるものだそうです。またこの能「小鍛冶」は刀を打つ相槌を求める宗近に対して前半には不思議な少年が、後半には稲荷明神が現れるのですが、それぞれ動きも変化に富み、クライマックスでは謡いも囃子方も賑やかで飽きることはありませんでした。
前もってのアナウンスでは衣装が濡れることを嫌うため少しの雨でも中止することがあるとのことでしたが、今年も無事に夜空の下能を楽しめるという経験が出来たのは尼崎市民として嬉しくまた誇らしいことです。
今年の異常な暑さの中市民の方が大勢鑑賞しに来ておられましたが、団扇の手が休むことはあまりなかったようです。
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