NHK朝ドラ「あまちゃん」終わってしまいましたね。ここ最近の朝ドラでは『カーネーション」や「ちりとてちん」が面白くて毎朝みていましたが、「あまちゃん」はまた格別楽しませてくれました。最終回を迎えてちょっと寂しく感じている人は多いのではないでしょうか。
個人的に「あまちゃん」でいちばんうるっときたのは震災後北鉄(ドラマの北三陸鉄道、三陸鉄道がモデル)が一部走り出した時に車両にむかって手を振る人々の姿を見た時です。
このドラマを見るまでは舞台となった岩手県久慈市のことは名前しか知りませんでした。今では「北限の海女」「ウニ丼」「三陸鉄道」「琥珀」「南部ダイバー」というキーワードが次々と浮かんできます。もう少し近ければ是非行ってみたいと思う場所になりました。
TV[ドラマの舞台になるってやはりすごい影響力です。観光客など一時的なものかもしれませんが、その地域イメージはずっと残るのではないでしょうか。
「カーネーション」では岸和田のだんじり、「ちりとてちん」の舞台だった小浜は「焼き鯖」「塗り箸」と福井の恐竜博物館などが浮かびます。
来年の大河ドラマの「軍師官兵衛」には姫路市が強くドラマ化を要望したという事を聞きます。姫路市のHPには姫路ゆかりの「黒田官兵衛」を応援しよう! というページがあって来年に向けて盛り上がっています。尼崎も「秀吉の中国大返し」ゆかりの土地なのでなんらかのかかわりがあるとは思いますが・・・・・
ここはひとつ尼崎発のドラマなどあれば嬉しいのですが・・・・
登場人物は、お笑いを目指す若者あるいは落語家のお弟子さん、世界に通用する技術を目指す町工場の職人さん、商店街、銭湯、面白い宮司さん住職さん・・・・こうやって並べるとちょっとありきたりで陳腐かもしれませんが、そこは作家さんのお力でお願いしたいものです。尼崎のまちの暖かい雰囲気が伝わるようなドラマがあれば嬉しいです。
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ペン立てにペンを戻すとコトンと落ちるでもなく、無理やり入れるということもなく溜め息をつく3秒ほどの時間をかけてす~っと滑り落ちるように入っていく。その様子をそのままネーミングした「溜息3秒!ボールペン」はメイドイン尼崎でよく知られています。グッドデザイン賞を受賞し、癒し文具品として知事や市長が海外土産に利用したり会社の記念品として人気になっています。
これを製作しているゼロ精工株式会社は航空機の部品やフォークリフトの油圧シリンダーなどを製作する高精度の加工技術を誇る会社です。
かつてバブル期の過剰投資により経営破たんした後、新しい経営者を迎え、2年間は基本給と交通費だけで社員一丸となって再建を果たされました。社名もゼロから成功するという意味を込めて社員の投票で決められたそうです。
60歳以上のマイスター社員と若い社員が交流し、技術の継承も行われていま
す。社員数70名足らずですが航空宇宙品質マネジメントシステム(JIS Q 9100) の認証を受けています。これは市内では住友精密と三菱の三社だけということです。
会社の規模は小さくても技術に誇りをもって社員を大切にされている様子から社会見学に来た小学生が感想文に「就職したい。」と書くのもわかります。社員の8割以上が尼崎市民というのも嬉しいことです。
また尼崎市では次世代育成事業として小学生の市内企業への見学などをすすめています。子どもたちがものづくりの現場や職人の姿に接する機会を通じて何かを感じてくれることを期待したいと思います。
兵庫県では、インターネットを活用した動画配信により、兵庫の魅力や各種施策情報等を、効果的・効率的に発信するひょうごチャンネル(兵庫県インターネット放送局)を開設・運用しています。
知事定例記者会見やKOBEマラソンなどをライブで配信するとともに、録画でも記録配信しています。サンテレビで放映された県広報番組(ひょうごワイワイ)などの録画を見ることもできます。正直サンテレビの広報番組はそんなに視聴率が高いとは思えませんが、こうして後から興味のある番組を観ることができるのは興味深いことです。
また知事の記者会見もライブでも録画でも視聴できるというのは県政を知る上で重要です。市政と違い、県政は実生活から遠いところにあるような気がするためこういうチャンネルを観ることで県政や県民の暮らしやニュースなどが身近になります。このチャンネルで改めて兵庫県のエリアの広さ、気候や環境などの多様性などが感じられます。
尼崎市でもケーブルTVなどの広報番組や、また他チャンネルでも取り上げられた番組などを後日視聴できるようになればもっと有効な活用になると思いますがいかがでしょうか。
今週も「たうんタウンあまがさき」(ベイコム)で「発見!ロケ地としての尼崎」という番組が放映されています。15分ほどの番組なのでネットで紹介していただければケーブルTVを視聴できない市民の方に観ていただけるのですが・・・
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ここのところ総選挙が流行しているようですが、神戸新聞社が「兵庫県内キャラクター総選挙」を開催されているのでご紹介します。
兵庫県内のキャラクターがエントリーしていて、2月28日から3月10日までの間にボタンをチェックして投票します。ハガキやFAXでも応募できます。
リストを見るとまず"はばタン"、そして豊岡市の"玄武岩の玄さん"、西宮の"みやたん"などがおなじみの顔ぶれと言えるでしょう。
玄さんブログ や南あわじ市のゆめるん 、太子町のたいしくん・あすか姫 、福崎町のフクちゃん・サキちゃん など行政などのホームページで紹介したり、応援をお願いしたりされています。エントリーが25なので、力をいれたら上位入賞も不可能ではありませんね。
"エコあまくん"などあまのキャラがエントリーされていないのが残念です。
追記:投票総数9,059票。栄えある第1位は1,116票を獲得した姫路市の「しろまるひめ」でした。おめでとうございます。
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映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の撮影が市内文化財収蔵庫でおこなわれ
た事は以前このブログでもご紹介しましたが、先週早くもテレビ放映がありました。
市のホームページに紹介されているように、収蔵庫のガイダンス室を音楽室にして主人公の高校生たちがへたな演奏を聴かせるシーン。今でもガイダンス室の黒板にはその時に書かれたチョークが消されず残されています。
収蔵庫の玄関が鈴木オートの従業員であるロクちゃん(堀北真希)の恋人(森山未來)の勤める凡天堂病院になっていました。今でも収蔵庫には看板やポスターなど撮影に使用された小道具が展示されています。文化財収蔵庫は土日祝日は残念ながらお休みですが、是非一度訪れてみるべき所です。
物語はタイトル通り1964年が舞台です。若い人には今一つピンと来ないと思いますが、ある年齢以上の人にとって1964年は特別な年です。なんといっても東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された年ですから・・
映画の中の主人公たちは戦後の復興期の時代を元気で前向きに生きていきます。この時代には素直に未来への希望があったのですね。
民放地上波放映のためエンドロールは省略されていたのですが、wikipediaによると劇中の出版社の建物には名古屋陶磁器会館、吉岡秀隆扮する作家の実家には伊那市の旧馬島家住宅などが使われています。
尼崎市内にはこの文化財収蔵庫以外にも古い建物など残っています。収蔵庫のお向かいにある旧警察署、大庄村役場だった大庄公民館、ユニチカ記念館などなど。運河にかかる出会い橋なんか新しいものですがドラマチックな要素をもっています。活用されるようなことがあればそれがシティプロモーションになるのですが。
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