死んでいるモノとは、モノではなく、モノ以前の、モノなのです。
そうでなければ、何故死んだ幼虫を触るのがあれほど気持ち悪いかがわたしにはわかりません。
生きているときは、等身大にして抱きついて寝たいほどに愛おしい幼虫たちが、
何故死んでしまえば触れることすらゾッとするのでしょう?
彼らの肉体は、もう此の世のモノではないのです。
彼らはモノではないものから離れ、モノから離れ、モノ以前のモノと成り果てた。
違いますか?神よ。
三匹のハスモンヨトウの幼虫は、腐ったサニーレタスの為に苦しみぬいて死んだ。
わたしがサニーレタスを取り替える気力もなく寝たきりでいたので、その為に彼らは、
せっかく今まで大きく成長するまで必死に生き抜いてきたのに、虚しく死んだ。
解りますか?神よ。
これは罪以前の悲しみ以前の虚しさ以前のモノ。
それが充満した空間に死んだ彼らとわたしと、みちたは生きている。
この世界で、わたしだけが喜んでいる錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが笑っている錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが満ちている錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが愛している錯覚を覚える。
錯覚が充満した空間に死んだ彼らとわたしと、みちたは生きている。
それは罪以前の悲しみ以前の虚しさ以前のモノ。
聴えますか?神よ。
生きているモノとは、モノではなく、モノ以前の、モノなのです。
そうでなければ、何故生きた彼らを知るのがあれほど気持ち悪いかがわたしにはわかりません。
死んでいるときは、火葬にして灰にして手を組んで寝たいほどに愛おしい彼らが、
何故生きてしまえば触れることすらゾッとするのでしょう?
彼らの肉体は、もう此の世のモノではないのです。
彼らはモノではないものから離れ、モノから離れ、モノ以前のモノと成り果てた。
止めますか?神よ。
Blonde Redhead - Signs Along the Path
そうでなければ、何故死んだ幼虫を触るのがあれほど気持ち悪いかがわたしにはわかりません。
生きているときは、等身大にして抱きついて寝たいほどに愛おしい幼虫たちが、
何故死んでしまえば触れることすらゾッとするのでしょう?
彼らの肉体は、もう此の世のモノではないのです。
彼らはモノではないものから離れ、モノから離れ、モノ以前のモノと成り果てた。
違いますか?神よ。
三匹のハスモンヨトウの幼虫は、腐ったサニーレタスの為に苦しみぬいて死んだ。
わたしがサニーレタスを取り替える気力もなく寝たきりでいたので、その為に彼らは、
せっかく今まで大きく成長するまで必死に生き抜いてきたのに、虚しく死んだ。
解りますか?神よ。
これは罪以前の悲しみ以前の虚しさ以前のモノ。
それが充満した空間に死んだ彼らとわたしと、みちたは生きている。
この世界で、わたしだけが喜んでいる錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが笑っている錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが満ちている錯覚を覚える。
この世界で、わたしだけが愛している錯覚を覚える。
錯覚が充満した空間に死んだ彼らとわたしと、みちたは生きている。
それは罪以前の悲しみ以前の虚しさ以前のモノ。
聴えますか?神よ。
生きているモノとは、モノではなく、モノ以前の、モノなのです。
そうでなければ、何故生きた彼らを知るのがあれほど気持ち悪いかがわたしにはわかりません。
死んでいるときは、火葬にして灰にして手を組んで寝たいほどに愛おしい彼らが、
何故生きてしまえば触れることすらゾッとするのでしょう?
彼らの肉体は、もう此の世のモノではないのです。
彼らはモノではないものから離れ、モノから離れ、モノ以前のモノと成り果てた。
止めますか?神よ。
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