みなさんこんにちは、はぴです^^
9月も月末、今年も3か月ほどになりましたね。早いものだ・・・
いつもお世話になっておりますデーターアシストさんからお便りが参りました^^
RADEON R9 NANO(SAPPHIRE)ナノです。
HBMメモリを搭載しつつMINI-ITXサイズにコンパクトにまとめ上げたAMD渾身のグラボ!
半導体プロセスの遅れにより現行のGCNアーキテクチャのtongaコアのビッグサイズ版。
SP数も増えましたから消費電力も高いコアになってしまいました。
その分、HBMを使用することでメモリ系の消費電力を劇的に減らし、トータル消費電力を抑えました。
HBMメモリは4GBと少なめではありますが、来年出る予定?の新GPUで大きく飛躍してほしいものですAMD。
サファイア製のR9 NANOですが、付属品はいたって簡素。
Displayportケーブルかと思ったものはHDMIケーブルでした^^;
あとは、取説やらドライバROMやら、
MINI-ITXサイズなGV-N970IXOCと比較してみます。
比較ではちょっと小さめ?な感がありますが、思った以上に小ささを感じます。
持った感、ずっしりと重さを感じます。放熱板の厚みやフィンの密度と冷却機構が強力そうです、実際駆動させると放熱板のフィンは触れないほど熱くなります。
裏面から・・・
約15cmのサイズですが小さいですね。
グラボに必ずあるメモリチップが無いのがビックリします。
出力コネクタはDisplayportが3ポートとHDMIが1ポート。
HDMIは1.4止まりです。
PCI-Express電源はマザーに水平に挿し込むタイプ。
GV-N970IXOCはマザーに垂直に挿し込むタイプなので高さ方向に余裕が必要ですが、R9 NANOはサイズのメリットもあるので電源端子の取り回しは苦労しなさそうです。
VBIOS切り替えのスイッチがあります。
仮組して起動させました。
特に問題なく起動し、トゥームレイダーベンチマークも回りましたが、ファイナルファンタジー新生エオルゼアベンチマークの途中で必ずOSごと落ちる症状が発生してしまいます。
それまで正常に起動していたコンパクトマシンなだけに原因が良く分からなかったんです、が、
CPUもマザーも酷使した覚えないし電源かなぁ?そういや必要環境ってどうなの?
とR9 NANOのパッケージを見直してみますと、
600W(or greater)power supply with one 150W 8-pin PCI Express power connector recommended.
との表記ががっ!!!
しかも8ピンのPCI Express電源には150Wの供給が必要という怪しい表記。
意外と電源厳しいですね?公称消費電力は175Wという表記があります。
ちなみにGeforce 970GTXを搭載するGV-N970IXOCは公式ですと400Wの電源が必要との事。
こちらの電源要求は緩いですね。
いままで使用していた電源はSILVERSTONEのSFX 450W電源。なのでR9 NANOの必要電源にはアウトですね^^;
今までこの450W電源で全然問題無く動作していたので、コンパクトなPCマシンを自作するときには電源にさらに一層気を使わないといけません。
さて、取り付ける・・・
GA-F2A88XN-WIFIに取り付け、コンパクトです。
サイズもMINI-ITXマザーよりも短いです。
8ピンPCI Expressはこの方向に出ています。
さて、いままで使用しておりましたSILVERSTONEのSFX450Wは取り外します。
このクラスの電源で使いたかったんですが。
PCI Express電源が150Wといわれても良くはわからないですねぇ^^;
+12Vは36A、1レーン出るんだがこれだと432Wですし、+5Vですと110Wまでですが、これが影響するんでしょうか?
R9 NANOのためというわけではありませんでしたが、
前もって用意していたSFX電源の登場です。
DIRACのTESLA CUBE 650Wです!
+12Vは1レーン54Aを誇る
このクラスの電源ですと、ハイエンドのグラボまで載せることが出来そうです。
取り付け作業完了!
ケーブルがきしめんタイプなのでまた違った取り回し感があります。
ケーブルタイで配線をまとめれば綺麗になります。
今回の電源の交換によって、ファイナルファンタジー新生エオルゼアベンチマークも最後まで通りました。
R9 NANOを動かすには600Wクラスの電源が必要というのがわかった次第です。
動作が安定したようなので次はR9 NANOのベンチマークおよび消費電力を調べる予定です。
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