こんにちは、今年2023年も半ばに差し掛かろうとしておりますがちょっとした節目の決断をすることになり感慨深いものがあります。
かかりつけ医で血液検査をしてもらったのですが、肝機能と中性脂肪が少しだけ高いくらいに推移していて少し安心したり。
そんな6月に、データーアシストさんにてGen.5世代のSSDM2M1TPG5NFZ(ヒートシンク付き)を入手しましてこれはRAID試してみっかな~と調達モードにはいっていました。
RAIDとなると、過去にも何回か記事をアップしておりまして・・・
Gen.4世代での8枚挿しRAIDや「SSD 980を使って8枚NVMe RAID0に挑戦!」「RYZEN Threadripper 3970XでPCI-E Gen.4のSSD8枚のRAID 0を試してみた」
はたまたAM4世代での5枚挿しRAID「X570のPCI-Express GEN4でM.2 NVMe SSD 5枚挿しのRAID 0に挑戦!」
PCI-E Gen.3世代でのRAID「AMDのNVMe RAIDをASUS HYPER M.2 X16 CARDとZENITH EXTREMEマザーで組んでみる(合計6枚SSD)」
同じくPCI-E Gen.3世代での4枚挿し「今話題のNVMe RAIDをASUS HYPER M.2 X16 CARDとAsRock Fatal1ty X399 Proffesinal Gamingで組んでみる」
少し趣向が違いますがこんなSSDも「LIQID社製NVMeSSDをベンチしてみました」
今回ご用意したのはこちら「AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD」
Gen.5世代のSSD 4枚挿しカードです。
基板全体を覆うヒートシンクと2つのファンで4枚のGen.5 SSDを冷却するPCI-Eカードです。
基板には、PCI-E 6ピン(VGA用)の電源端子を装備。
アルミヒートシンクとファンで4枚のSSDを冷却するとは言いますが、
今回のSSD M2M1TPG5NFZはそもそもヒートシンクも冷却ファンも付いているので
こうなりました。
まぁ、そうなりますよね。今はまだ全部分解してSSD基板だけにする勇気はありません。
で、こうなりました。
今回は、AsRockのX670E TAICHIを使用しております。
後述のPCI-E Gen.5スロットのx16およびx4x4x4x4の分割が出来ることが理由です。
また、拡張スロットがこのAsRock BLAZING QUAD M.2 CARDで占有されてしまうためグラフィックスカードは利用できません。
CPU内蔵のグラフィックスを使用することになります。
PCI-E Gen.5世代のマザーボードではPCI-E拡張スロットの本数が思いのほか少ないです。
一般的にはPCI-E Gen.5 2本です。また片方がx16動作になるともう一方は使えなかったりします(x16/-)。
あるいは、x8動作になるともう一方もx8動作になったり(x8/x8)。
今回AsRock BLAZING QUAD M.2 CARDを使うにあたり、PCI-E Gen.5拡張スロットにてx4x4x4x4の設定が可能なものはAsRockのマザーボードでは
X670Eシリーズ、B650シリーズの一部となっております。
また、X670E TAICHIには、もうマザーボード上にも「Blazing M.2 Socket(M2_1,Key M),supports type 2280 PCIe Gen.5x4(128Gb/s)」ソケットがあります。
今回、こちらにOS用のSSDを搭載して行おうとしたんですが、OSをインストール途中で止まってしまう症状が発生したのでこちらは使用していません。
RAID 0を構築した中にOSを入れております。
では、ストレージ性能を簡単に計測してみました。
RAID 0 M2M1TPG5NFZ x4(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4))
AMD RAID Driver 9.3.2.158
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 デフォルト設定
SEQ1MQ8T1 Read 29422.38MB/s Write 30136.41MB/s
SEQ1MQ1T1 Read 17602.96MB/s Write 15825.91MB/s
RND4KQ32T1 Read 729.95MB/s Write 625.23MB/s
RND4KQ1T1 Read 78.90MB/s Write 650.85MB/s
RAID 0 M2M1TPG5NFZ x4(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4))
AMD RAID Driver 9.3.2.158
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 NVMe設定
SEQ1MQ8T1 Read 29622.94MB/s Write 29753.88MB/s
SEQ128KQ32T1 Read 16479.10MB/s Write 14335.23MB/s
RND4KQ32T16 Read 2413.69MB/s Write 1868.17MB/s
RND4KQ1T1 Read 78.95MB/s Write 654.77MB/s
RAID 0 M2M1TPG5NFZ x4(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4))
AMD RAID Driver 9.3.2.158
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
MAX Value[Read 23.33GB/s Write 27GB/s ]
Gen.5世代のSSD4枚はGen.4世代のSSD 980を使っての8枚挿しRAID 0を軽く上回るベンチ性能です。
実際に運用する場合にはここまでの体感差はありませんがGen.4世代の帯域幅を超えるGen.5世代の帯域幅の魅力を感じさせられます。
また今回使用したAMD RAIDドライバは2022年12月20日付のRevision Number 9.3.2.158です。
Gen.5世代のSSDが販売されてきています。今後の高性能SSDに期待が持てます。
それらに必要な半導体の技術進化も気になるところです。
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