皆様こんにちは。はぴです^^
4月になり、桜の便りが聞こえてきましたようやく暖かな季節到来ですが、肌寒い冷たさが残っております。
いつもの4月ってこんなに寒かったっけ?って思うような天気だったりして花粉症も抱えつつ調子が出ない日が続いております。
・・・まぁ、当環境については詳しく書くことが無かったので読者の方々にはわからないこともあろうかと思います。
ブログを始めた当初は、こんな感じに構成していました。
1号機 ・・・ メインマシン(全天候型??)
2号機 ・・・ 家族の動画・テレビ録画向け
3号機 ・・・ 新機種パーツ・ベンチ検証
サーバー機 ・・・ 仕事用
そのうちAMD様がAPUとかFXとか省電力Kabiniとかいろいろ(迷走しまくった)用途向けのシステムを発表するとともに増殖してしまい>w<
子供も大きくなり勉強部屋が必要になったのと、数年前にいろいろ思うことがあったことが重なって次のようになってしまいました。
1号機 ・・・
2号機 ・・・ 家族の動画・テレビ録画向け
3号機 ・・・
ホームシアターPC ・・・ ソニーのテレビ台の下、家族視聴用
オーディオPC ・・・ 仕事しながらの視聴用
サーバー機 ・・・ 仕事用
その他 ・・・ 増えた組
もうね、号数が意味ない状態になっているわけでして一度整理しなおさないといけないなと思っている今日この頃。
その中で唯一安定的に活躍しているのが2号機の家族向けのシステム。
去年、発熱の多いブルちゃんから、使いやすそうなKaveriなA10-7890Kに入れ替えました。
そんな2号機でしたが消費電力についてはBulldozerなFXを使っていたマシンよりも良くなったものの、スタンバイからの復帰時にテレビ録画に失敗する症状が発生しておりました。
A10-7890KもCPUパワーは非力なうえ、愛用していたピクセラのPIX-DT090-PE0もWindows 7までしか快適に使えず;;
・・・PIX-DT090-PE0に関してはWindows 10には使えるんですがメニューの文字が消えてしまい操作性に難があるという状況++
情報では裏技を使うことでメニューの文字も見えるようになるんですが使いづらいことに変わりはありませんでした。
・・・そうなるとこのマシンを残したまま(古い録画データーを使えるようにしたまま)、新たに2号機を新調しようとなるわけで^^;
で、ちょうど良い時期にRYZEN出ましたし・・・
こりゃぁ、渡りに舟だよねってことになりました。
さらにRYZEN 1700とASUS PRIME X370-PROをデーターアシストさんにて捕獲出来たことも要因です>w<
A10-7890Kに合わせて使用していたのがGA-F2A88X-UP4でしてNVMeには対応していないとかいまいち古いマザーボードでした。
でも、PCI-Express Gen. 3.0を分割出来て、x16スロットを、x8/x8の2スロットに使用できる機能はついていました。
そのうえで、A10-7890Kのやや非力なディスプレイ出力端子をやめて、RADEON RX480を搭載したりしています。
それとカード類(TVチューナー等)の冷却用にファンを磁石で固定してたりとちょこちょこ弄っていました。
Kaveriなマザーボード取り出し。
1年は持たなかったか・・・^^;
今回の入れ替えは
CPU RYZEN 1700 65W(元はA10-7890K)
マザーボード ASUS PRIME X370-PRO(元はGIGABYTE GA-F2A88X-UP4)
メモリ CORSAIR DDR4 2666MHz CMK16GX4M2A2666C16 x2(32GB) 現在2400MHz動作(元はG.SKILL TRIDENT F3-2400C10D 8GBx2)
グラフィックスカード ELSA GEFORCE GTX 1050Ti 4GB SP(1スロット厚 補助電源不要)(元はRADEON RX480)
電源 FSP RAIDER RA-750 750W(流用)
ケース CORSAIR Obsidian 550D
使用するマザーボードですがASUS PRIME X370-PRO
最新規格目白押しのRYZENマザーとなります。
2017年4月15日現在で、BIOS 0604が上がっています。
BIOSのAGESAコードが1.0.0.4aと更新されています。
バックパネルには、DisplayportとHDMI端子が装備。
第7世代のAPU(Carrizo)ではDisplayport 1.2 最大4096x2160 60Hz
HDMI 1.4b 最大4096x2160 24Hz/2560x1600 60Hz
の表示が可能です。
次世代Raven RidgeなAPUあたりを載せてみたいものです。
S-ATAのポート数と合わせて悩んだのが、拡張スロットのレーン数でした。
ASUS PRIME X370-PROの拡張スロットは全部で6本ありますが、いろいろ制約があるようです。
上から
1. PCI-Express Gen. 3.0 x16(RYZEN x16またはx8)
2. PCI-Express Gen. 2.0 x1(X370)
3. PCI-Express Gen. 2.0 x1(X370)
4. PCI-Express Gen. 3.0 x16(RYZEN x0またはx8)
5. PCI-Express Gen. 2.0 x1(X370)
6. PCI-Express Gen. 2.0 x4(x16形状 X370)
1番目と4番目はRYZENから伸びるGen. 3.0の拡張スロットですので、グラフィックスカードやSSDなどのストレージを搭載するのが最適なスロットとなります。
残りの2,3,5,6の4本がX370チップセットから伸びる拡張スロットですが、取説の注意書きを読みますと
「6番目のx4については、2番目のx1と5番目のx1で制限受けるから注意ね!」と書いてあります。
6番目のスロットに帯域幅x4の拡張カードを取り付ける場合。2番目と5番目のスロットには何も取り付けない方が性能が出るっ!
ということなんだと思いますきっと^^;
このASUS PRIME X370-PROマザーボードだと、RYZEN CPUから伸びるスロットは別として少なくとも全スロットに帯域幅がx1のカードを指しても動作するようですね。
今回の選定理由の一つでもありますが、S-ATAポートの多さにあります。
HDDの搭載が増えていくことを想定してS-ATAポートが8個あるのは良いですね。
DDR4メモリは
AMD Ryzen™ Processors
4 x DIMM, Max. 64GB, DDR4- 3200(O.C.)/2933(O.C.)/2666/2400/2133 MHz ECC and non-ECC, Un-buffered Memory
AMD 7th Generation A-series/Athlon™ Processors
4 x DIMM, Max. 64GB, DDR4- 2400/2133 MHz Non-ECC, Un-buffered Memory
このマシンでは、安定運用になるので無理に動かしません。
RYZENを搭載したときにECCメモリにも対応するんですね。
さて、RYZEN 1700 65WにはCPUクーラーが付属するんですが、インテル標準のクーラーに似たようなクーラーです。
違いがあるのはインテル製品のクーラーのようなプラスチックのピンでマザーに取り付けるのではありません。
マザーボードのバックプレートにネジ止めするようになっています。
ネジ止めなので外れる心配はなく安心です。
で、このクーラー。流行りのLEDがついていて光物になっています。
AMDロゴの部分の出っ張った部分にゴムのカバーがついていて、
ゴムのカバーを外すと5ピンの端子がついています。
付属のケーブルを使ってマザーボードの端子を接続することで連動して光らせることが出来るようになっています。
CPUクーラー取り付けの図。
あらかじめプラスチックの固定具は取り外してから作業します。
裏面にはCPUバックプレートがありますが金属製なので歪んだりしないのが良い点です。
光物はありがたいですが、今回の2号機ではあまり重要ではないし・・・
APUでは無いので別途グラボが必要にもなりますね。
さて、550Dケースに取り付けていきます。
ここいらは、いつもの面倒な時間と楽しい時間との格闘なわけですが。
必要なケーブルは接続完了な図。
一応、あれやこれやと試行錯誤しながらの作業が入っています。
ここまでくると一段落です。
OS用のストレージには、迷いましたが安心のINTEL SSD 750 400GBを選びました。
冷却性能にも一日の長がある、PCI-Expressスロット接続型の物を用意。
PCI-Express Gen. 3.0x4に対応しシーケンシャルリードは2200MB/sシーケンシャルライトは900MB/sと十分すぎる性能を持ちます。
RYZENではグラフィックスカードが別途必要になりますが、2号機は長期運用を重視しております。
またマザーの拡張スロットも密集状態にならないような余裕をもって使いたいと考えたので、1スロットの物を探してみました。
出来ればRADEON系で1スロットの物を狙ったのですが手に入りやすいものはこれしか無く・・・
ELSA謹製GEFORCE GTX 1050Ti 1スロットサイズで補助電源不要な使いやすそうなグラボ。
最近は2スロット厚の物が主流になっているので、1スロットというものも新鮮です。
・・・RADEON系ではXFXがRX460の1スロットを出していますね・・・えぇ・・・そういうことですね*^^*
RADEON RX480と比べてみました。
性能差はRX480と比べるべくもないですが、GEFORCE GTX 1050Tiの良さは低消費電力なグラボということになります。
Pascal世代のGEFORCEは電力効率もよく素晴らしくバランスの取れたグラボだと思います。
NVIDIA GEFORCE GTX 1050Tiチップ使用。
CUDA 768コア
ベースクロック 1290MHz
ブーストクロック 1390MHz
メモリ GDDR5 4GB 7GHz 128bit帯域幅
補助電源不要 75W
もちろんの1スロット厚、薄いです++
ディスプレイ出力端子は
Displayport 1.2(1.3/1.4対応)
HDMI 2.0b(4096x2160 60Hz)
デュアルリンクDVI-D
と3ポート用意、アナログ出力はありません。
GEFORCE GTX 1050Tiと750 SSDを取り付け。
OSのインストール作業に入ります。
それぞれRYZEN CPU側に繋がるPCI-Express Gen. 3.0 x16に装着します。
やや起動が遅いBIOS画面、この後BIOS 0604に更新しました。
起動が早くなったっぽいです。
Windows 10インストール作業中。
USB周りも特に問題なく起動していました。
Windows 10 Creators Updateのインストールですがメニューが少し変わりました。
作業自体は同じ手順ですので特に問題ないかと思われます。
Windowsインストール後のデバイスマネージャ。
このあと勝手にドライバーが当たってすべて問題なく認識されます。
RYZEN 1700 65W
DDR4メモリについては2400MHzでの動作は確認できましたが、2666MHzでの動作では再起動がかかり動作しませんでした。
オーバークロックが目的ではないのでそれ以上の検証はあきらめました^^;
CPU性能を測定してみます。
後に出てきますが消費電力も150W程度で実現できるわけですからさすがRYZEN!
CINEBENCH R15スコア
CPU 1417 cb
CPU-Single 138 cb
RYZEN 1800Xでのスコアも測定しましたがこのRYZEN 1700をOCすれば簡単に1800X並みに出来そうです。
CINEBENCH R11.5スコア
CPU 15.64 pts
CPU-Single 1.64 pts
消費電力ですが、14nmの半導体プロセスのおかげかBulldozerなFXシリーズよりも劇的に下がっております。KaveriなAシリーズと比べても電力効率は良さそうです。
消費電力
OS起動安定時 57.7W
CINEBENCH R15実行中 154.5W
CINEBENCH R11.5実行中 148.5W
2号機の使用目的としても十分な性能となりました。
消費電力についてもBulldozerなFXの不安になる消費電力よりも下がっていて熱暴走の心配もしなくてよいレベルになったようで安心です。
夏場も部屋が熱くならなくてすみそう???
RYZENよ末永くよろしくなっ(FX?忘れそう・・・)
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