みなさん、こんにちは
1月も半ばを過ぎております。1月15日は小正月と呼ばれ「小豆粥」を食すらしいです^^;食べました???
はぴですwww
寒いですがなんとか生きておりますw
さて、もはや”風前の灯火?”状態なAMDハイエンドマシンであります「FXシリーズ」
そのチップセットは990FX+SB950という2チップ構成で、発売時期が2011年5月となんと4年近くも前の世代遅れのチップとなっております。
プロセスは65nm・・・それからAMDはハイパフォーマンス系のプラットフォームを進化させておりません++
当時としては十分な機能を持つ2チップ構成ではありました^^;
とはいえ、AMDハイエンドマシンでは現役なチップセットなのも確かですwww
その990FXですが大きな問題点はPCI-ExpressがPCI-Express Gen 2.0なままにとどまっていること;;
合計で32レーンは確保しているのでx16+x16やx8+x8+x8+x8といったCrossFire構成やSLI構成が可能ではあります。
一方、APUであるKaveri系列は、PCI-Express Gen 3.0に対応しており、その実力はこちらやこちらで確認済みwww
Intel環境ほど爆速にはなりませんが、AMD環境でもそこそこ効果があるように思われます。
そして、990FXチップセット・・・
たとえば、Intel DC P3700の規格はPCI-Expess Gen 3.0 x4(双方向8.0GB/s片方向4.0GB/s)がPCI-Express Gen 2.0 x4(双方向4.0GB/s片方向2.0GB/s)に制限されます;;
これは、転送速度の上限が2.0GB/sに制限されるっていうことですから明らかに足枷になってしまいますねPCI-Express Gen 2.0で@@;
OCZ Revodrive 350ですと規格上PCI-Express Gen 2.0 x8(双方向8.0GB/s片方向4.0GB/s)ですからまぁ、おおむね規格通りの速度は出そうですよねPCI-Express Gen 2.0でwww
そうこんな時代ですとNVMeやらS-ATA Expressといったストレージ系の転送速度がPCI-Express Gen 2.0を越えつつあるっていうことですね^^;
状況的にAMDハイエンド環境がPCI-Express Gen 2.0規格を使い続けている関係上、さらに古めかしくなってきているのは否めません;;
ちなみFX-8350のHypertransportリンクは4000MT/s、帯域幅は片方向16bit×4000MT/8bit=8000MB/s(8GB/s)という計算になるらしいので^^;まだ現役でも戦えそうですね???
高負荷かけたらグラフィックスの処理など帯域幅を圧迫して転送速度も低下するかもですがw
そんなAMD環境ではまだまだハイエンドなるのも確かですが(AMDはこそっとこのAM3+なFXシリーズを収束させたいような気がするんですが^^;)
前回までに仕入れている「OCZ Revodrive 350」と「Intel DC P3700」にて限界に挑戦してみたいと考えましたw
環境は無難にFX-8350とGA-990FXA-UD5(Rev 3.0)
まずは、Intel DC P3700の速度です、0Fill・ランダムとも大差ないです。
PCI-Express Gen 2.0 x4の片方向が2.0GB/sの帯域幅ですので、NVMeなDC P3700にしては速度が全然出ません><
こちらはRevoDrive 350の0Fill・ランダムの測定結果、コントローラーがSandforceを使用しているがゆえにWrite項目で差があります。
とはいえ、KaveriのPCI-Express Gen 3.0での測定も似たような結果が出ておりましたので、こちらは規格通りの速度が出ていると言えそうです。
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088ではどうでしょうか?
Intel DC P3700
シーケンシャルRead 1,145.25MB/s Write 1109.35MB/s
4K Read 35.65MB/s Write 154.55MB/s
4K-64Thrd Read 1,277.92MB/s Write 903.14MB/s
Acc.time Read 0.022ms Write 0.024ms
Score: Read 1,428 Write 1,169
Total Score: 3,327
Kaveri環境では2GB/sに届いていたシーケンシャルリードも1GB/s付近で頭打ち、明らかにボトルネックになっております。
NVMeは990FXでは宝の持ち腐れですね^^;
OCZ Revodrive 350は、Kaveri環境と似たような結果に、同じように速度は出ている模様です。
シーケンシャルRead 1,420.19MB/s Write 853.39MB/s
4K Read 18.46MB/s Write 33.42MB/s
4K-64Thrd Read 796.59MB/s Write 700.57MB/s
Acc.time Read 0.163ms Write 0.250ms
Score: Read 957 Write 819
Total Score: 2,236
ATTO Disk Benchmarkでの測定結果
Intel DC P3700
読込1,502MB/sec、書込1,461MB/secを計測。
頭打ちですねこりゃ**
RevoDrive 350
読込1,983MB/sec、書込1,798MB/secを計測。
2GB/s付近の読込性能を発揮、Kaveriよりもやや遅めの速度となっていますが、規格通りの実力といえそうw
AMDハイエンド環境には、PCI-Express Gen 3.0向けに用意されたものは期待通りの性能が生かせない可能性が高いです。
RevoDrive 350の用にPCI-Express Gen 2.0の規格にあわせて用意されたものであればまだまだ生かせそうですが、今後PCI-Express Gen 3.0向けの製品が出てくるでしょうからそうなってくると寂しいものですね^^;
惜しむらくは、PCI-Express Gen 3.0対応のFX用チップセットが出てほしいです・・・w
あるいは、レーン数を束ねて実現した「SABERTOOTH 990FX Gen 3.0 R2」で試してみたらどうなるんでしょう?
でもこのマザー・・・市場に無いんですよねぇ・・・
AMD FX・・・どうなるんでしょう・・・(泣)
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これほど円安にならなければ。。。
Intel の1150ソケットが次世代でも使えるのならば。。。
悩み多きこのごろ。
AMD FXは大好きなんですがねぇ^^;
グラフィックスはPCI Express Gen. 2.0でも良さそうですがストレージの規格がそれ以上の速度を求めてきておりますのでそろそろ新しいチップを作ってほしいと思っていたんですが、どうやらSocket AM3+は終了っぽいですねw
ってことは、次に組むべきハイエンドマシンは・・・w