はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

コンパクトでパワフルなPCを組んでみよう~その5 A10-7850KはWQHD(2560x1440)の負荷に勝てないのか!?

2014-11-09 07:49:10 | AMD APU関連

皆さんこんにちは、はぴです^^

11月に入り足早に冬の寒さが感じられます。防寒対策もお早目に、雪道対策もお早目にwww

さて、コンパクトでパワフルなPCを構築していて前回はSteam OSなんていう変わり種(失礼)OSをいれてみたりしていました^^;
その感想ですが、PS4やXBOX ONE等ゲーム専用機にするにはSteam OSは良い感じですがその割には対応しているゲームが少ないので(Linuxベースに対応しないといけない;;)今のままですとあまり魅力を感じません^^

やはりというかなんといいますか、WindowsベースのSteamの方が対応するゲーム数ははるかに多いわけで(Windows対応ソフトもすでに多いですしw)、Windowsベースのゲーム機としての価値の方がはるかに高い事になります。

そんな中、わかってはいたんですがKaveriなA10-7850Kは、フルHD解像度までのゲームはなんとかこなせるということを認識してしまいました;;
A10-7850Kの内蔵APUでは、WQHD(2560x1440)での負荷には荷が重すぎるようです><

なので、それがどの程度荷が重いのか比較してみようかと突撃してみました>w<
比較候補はNEBULAケースに入るMINI-ITXサイズのグラボwww
これだけでも気になる方はいらっしゃるはずw

比較とはいえ大雑把にしか出来ておりませんのでご容赦ください。


まずは、本命といえる内蔵APU
A10-7850Kが搭載しております「Radeon R7」

Streaming Processor数は512基、GPUコアクロックは720MHzと、外付けローエンドGPUに匹敵するような規模がCPUに内蔵されております。



続きましてはMINI-ITXカードサイズなGeforce GTX760搭載
ASUSのGTX760-DCMOC-2GD5

KeplerアーキテクチャのミドルレンジGPU、CUDAコア数は1152基、GPUコアクロックは1006MHz(ブースト時1072MHz)メモリバス256bit、GDDR5 2GB(6008MHz相当)と、外付けGPUとしては強力無比な存在w

・・・ここ最近の情報としては、ギガバイトがMINI-ITXサイズのGTX970グラボを発売するとか??Maxwellアーキテクチャってよほど低消費電力なんですねぇ@w@
Radeonはいったいどんな新世代GPUを開発しているのか・・・



サイズは当然ながらMINI-ITXサイズw
CoolTechファンという2種類の構造を持つファンを搭載。DirectCUというGPUにベイパーチャンバーを密着させる構造のヒートシンク構造。
当然ながら2スロット仕様ですw



裏面は放熱板はなく基板そのまま。Direct Powerと呼ばれる電源ラインを銅プレートにして発熱量を下げる技術だそうです。中央の板がDirect Power



電源供給端子は、PCI-Express 8ピンタイプを1個装備。
8ピンタイプではありますが、コネクタが1個で済むのはコンパクトPCではありがたい事です。




こちらはMINI-ITXカードサイズなRadeon R9 270X搭載
MSIのR9 270X GAMING 2G ITX
Radeon HD7870から続くPitcairnコア、Streaming Processor数は1280基、GPUコアクロックは1030MHz(ブースト時1080MHz/1070MHz/1050MHz)メモリバス256bit、GDDR5 2GB(5600MHz相当)と、Radeonのミドルレンジ外付けGPU、しかもMINI-ITXサイズwww



色合いはASUS製品と似ている部分があります。
こちらはRADAX FANと呼ばれる(ASUS製品のように)静穏・高排気・高冷却をうたっております。



裏面は、補強版を装備、放熱板というわけではなさそうですねw



ASUS製品と同じくPCI-Express 8ピン電源を装備。
8ピンコネクタ1個で動作するわけですが、このMSI製品の場合6ピン電源コネクタでも動作するそうです。



そして今回の変わり種がこのRadeon R9 285搭載!!!
SAPPHIREのR9 285 2G ITX COMPACT
新設計のTongaコア、Streaming Processor数は1792基、GPUコアクロックは928MHz(ブースト時?MHz)メモリバス256bit、GDDR5 2GB(5500MHz相当)と、Radeonの真打外付けGPU、しかもMINI-ITXサイズwww
しかし、電力効率はGeForceより劣るようです^^;;



こちらはいたって普通な構造w
ヒートパイプを使用したGPUクーラーを使用しております。



裏面は基板そのまま。



ヒートパイプが太いですねぇ~発熱はそれなりにあるんでしょうか?
こちらもPCI-Express 8ピンタイプの電源端子が搭載されています。
ただ、電源取り付け方向は上記までの2グラボとは違いマザー水平方向に装着するタイプw

小型ケースによってはこのグラボが便利な場合もあるかも?w



上から順にASUS GTX760-DCMOC-2GD5、MSI R9 270X GAMING 2G ITX、SAPPHIRE R9 285 2G ITX COMPACT



上から順にASUS GTX760-DCMOC-2GD5、MSI R9 270X GAMING 2G ITX、SAPPHIRE R9 285 2G ITX COMPACT




右から順にASUS GTX760-DCMOC-2GD5、MSI R9 270X GAMING 2G ITX、SAPPHIRE R9 285 2G ITX COMPACT
RADEON系のグラボはmini-Displayportを2個装備、GTX760は、通常のDisplayport端子を1個になり、DVI端子が2個と増えております。




それぞれ性能比較を行いました。
ここまでくるのに時間がかかってしまった・・・w

A10-7850K内蔵APU使用時
1920x1080標準品質(デスクトップPC) 3847 快適



1920x1080高品質(デスクトップPC) 1931 設定変更を推奨



1920x1080最高品質 1899 設定変更を推奨



ASUS GTX760-DCMOC-2GD5
1920x1080標準品質(デスクトップPC) 14645 非常に快適



1920x1080高品質(デスクトップPC) 9771 非常に快適



1920x1080最高品質 9352 非常に快適



MSI R9 270X GAMING 2G ITX
1920x1080標準品質(デスクトップPC) 10225 非常に快適



1920x1080高品質(デスクトップPC) 8486 非常に快適



1920x1080最高品質(デスクトップPC) 8240 非常に快適



SAPPHIRE R9 285 2G ITX COMPACT
1920x1080標準品質(デスクトップPC) 14525 非常に快適



1920x1080高品質(デスクトップPC) 9964 非常に快適



1920x1080最高品質(デスクトップPC) 9598 非常に快適




まとめてみました。
やはり、外付けグラボを投入することで格段の差の快適さを得ることができます。
A10-7850Kは、フルHD(1920x1080)の標準品質でプレイできますがそこがいっぱいいっぱいの感。
それ以下の解像度(1280x720や1600x900)でのプレイであればさらに快適そうです。
ただ、フルHD環境が整いつつある中でA10-7850Kの内蔵GPUは役不足になりつつあるかもです。

外付けグラボに関しては、TongaコアのR9 285と、GTX760が互角の戦いをみせております。
R9 270Xは、ワンランク下の性能でしょうかw




トゥームレイダーベンチマークも実行してみました。
このゲームについてはフルHD(1920x1080)とWQHD(2560x1440)の解像度を使用。
いずれもA10-7850Kの内蔵GPUには過酷なベンチ・・・
A10-7850K内蔵GPUでは、フルHDのNormalで、平均30fpsを超えました^^;
外の環境では使い物にならず><

外付けGPUについてはそれぞれどの環境でも最低fpsでも30を超えまずまずの結果です。
解像度が1920x1080と2560x1440のNormal環境では、飽和気味で60fps近く出ているので、プレイには支障がないと思われます。




解像度が2560x1440になってくると、描画品質を高くすると外付けグラボでも苦しくなってきますw
Ultimate設定では、どのグラボも平均30fpsすれすれに@w@
その中でも、設計の新しいTongaコアのR9 285が34.7fpsと他の2機種のグラボよりは良い結果になっております。




コンパクトPCでいちばん大事な消費電力について計測してみました。
FF14ベンチマークで最高品質で計測時に、ワットチェッカーで表示された瞬間電力の最高値を記録してみました。


A10-7850Kは100W程度なので消費電力はすこぶる良いですw
内蔵GPUを使用するAPUとしては扱いやすいですね、解像度を1280X720あたりに設定すれば快適ですw

そして性能で好成績だったR9 285が300W!!!ついに300W超えました@w@!
R9 270Xも250W、GTX760も277Wと、消費電力でみるとA10-7850Kの消費電力の2倍以上!!!

いかにコンパクトなPCでもパワフルな性能となると300Wクラスの消費電力を考えないといけないのか・・・




これから発売されるであろうゲームも必要環境がアップされてくるでしょうからGPU性能も高性能なものが必要になってきます。
その中で満足するためにはAMD環境では、消費電力が300W付近のグラボを追加するということも必要なのかもしれません^^;


怖いのはアナウンスされたGV-N970IXOC-4GDですねぇ・・・いったいどの程度の消費電力なんでしょうかwww
MINI-ITXなコンパクトPCに革命を起こしそう・・・w


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はぴ)
2014-11-10 11:08:25
nobsanこんにちは~^^

数か月更新出来なかった記事です。
PCオーディオですか!
私も最近はCD以上のクオリティの規格、DSD音源とかも興味出ております。
ししかし、うちのパソコン部屋は狭いので効果なさそうです;;

このコンパクトPCだとA10-7850Kでは音は小さいのでお勧めですよwww
AMDのマシンですと高発熱にともない冷却ファンの音もうるさい感じですが、Kaveriマシンだと明らかに今までのAMD CPUとは違います。

これに外付けグラボを載せるとゲーム等の高負荷場面でグラボのファンが耳障りになってきます。

オーディオPCでしたらKabiniあたりが良さそうですね・・・そのネタも・・・w
返信する
お~ (nobsan)
2014-11-09 23:44:57
元気でてきましたね~
ボケ防止爺です。
この頃PCオーディオに凝ってまして
部屋スタジオ化してきました
元々仕事の関係でプロスタジオ出入りしてたもんで・・・
コンパクトPCは音(騒音)どうですか?
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