皆さまご無沙汰しております、はぴです。
前回の更新からだいぶ過ぎておりました。
仕事も含め、なんやかやと細々用事があり、じっくりと自作時間が取れない日々が続いておりました(おります)。
ようやく心に余裕が出来始めたかな?とは思いますがさてどうなるんでしょうねぇ??
さてさて、今年AMDはAM4プラットフォームを出します>w<
AM4マザーが今後の期待大なシロモノですが、そんな中AMDがやらかしてくれました。
Athlon X4 845 FM2+なCPU(APUではありません)
なんとこれはBulldozerアーキテクチャの最終進化形のExcavatorコアを搭載するという地味にビックリなCPU。
まぁ、AM4がもうすぐでるこの時期にこんなCPUをだすということは在庫を捌くとかいろいろ良くない思惑もありそうですが・・・
とはいうものの、ようはCarrizoのGPU無効化してFM2+に載せれるピンアサインにしたCPUですよね?AMDサン
このAthlon X4 845ですが、
クロック周波数 3500MHz - Turbo 3800MHz
Excavatorモジュール×2、4スレッド
L2キャッシュ 1MB×2
メモリ DDR3-2133
TDP 65W
というスペックです。
私が入手したものは冷却ファンが赤色の新型タイプのクーラーが付属しています。
クロック周波数だけで見れば、A10-7800(3500MHz - 3599MHz)かA10-7700K(3400MHz - 3800MHz)あたりのAPUのCPUレンジの性能でしょうか?
オーバークロックは出来ません。
ダウンクロックのみ可能です。
マザーには、ASUS CROSSBLADE RANGERを使用。
基本的組み込み状態。
クーラーが何か違いますが気にしないでください^^;
ASUS CROSSBLADE RANGERですと、BIOSバージョンが1702でないとAthlon X4 845は認識されず起動できません。
なので、BIOS更新をしておきます。
今回はA10-7850KにCPUを差し替えてBIOS更新をすることに。
USBメモリからBIOSファイルをアップデート。
BIOS更新完了!
これでCarrizoなAthlon X4 845が使えるようになります。
・・・OSを入れて起動確認中~
CPU-Zを確認します。左側がAthlon X4 845のもの、右側はA10-7850Kのものです。
Ext,ModelとRevisionが違いますので、中身が違うことは確かです。
また、L1 Data Cashのデーターサイズも違うことが見て取れます。
Athlon X4 845のキャッシュ周り
メモリはDDR3-2133で動作確認。
CPU-Zに付属するCPUベンチをサクッと回してみる。
A10-7850Kとの比較ではCPU性能は良好のようです。
このAthlon X4 845でCPUベンチを回してみました。
CINEBENCH R15
CPU 306cb
CPU(Single)90cb
となりました。A10-7850KでのCINEBENCH R15の結果はCPU 313cb CPU(Single) 91cbでしたのでAthlon X4 845は周波数が低い割にはA10-7850Kに迫っていると言えます。
つづいてCINEBENCH R11.5での結果。
CINEBENCH R11.5
CPU 3.90pts
CPU(Single)1.12pts
こちらもA10-7850KでのCINEBENCH R11.5の結果はCPU 3.60pts CPU(Single) 1.03ptsでした。
こちらの場合Athlon X4 845はA10-7850Kよりも高い性能を示しています。
A10-7850K計測時のマザー等の環境が違うので断定は出来ませんが、Excavatorコアは性能アップしているようです。
もし、A10-7850kと同じ周波数に設定できれば性能向上がはっきりするかもしれません。
これで普通にK付き「Athlon X4 845Kとか?」でオーバークロック可能であればとても面白いCPUになっちゃいますね^^
Carrizoの素性は中々良さそうです(インテルCPUと戦えるかは別です^^;;;)
このコアで8コアなFXシリーズが登場してほしかった・・・**
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