・・・雨です。不安定な秋空に長雨です、いかがお過ごしですか?はぴです。
秋雨前線に台風18号の影響は「50年に一度の大雨」をもたらしております;;
さて、AMDでFXer(?)な方々におすすめのマザーが登場しておりました。
MSI 990FXA GAMING USB 3.1対応、NVM Expressにも正式対応なSocket AM3+マザー
発表は2015年5月22日なんですが、日本国内での発売は・・・今のところないみたいですね;;
今や枯れた数世代前のAM3+マザーではありますがニッチな存在のAM3+マザーを出してくれるなんてMSI様感謝!でございます。
とはいうもののそれは古いAM3+プラットフォームなので機能面・性能面ではアピールできるところはありませんで><
そんな中アピールするところは2点。
1.USB 3.1を2ポート装備する(MSIでは970A SLI Kraight Editionが発表・発売されております。マザーに搭載されている点ではこの2機種でしょうか)
2.NVM Expressに正式対応がポイント(AsRcock 990FX KillerもBIOS更新で対応している模様)
とここ最近の機能を追加しております。
APUプラットフォームのSocket FM2+ではPCI-Express Gen. 3.0に対応してNVM Expressにも対応しております。Socket AM3+での対応は歓迎したいです(します。)
また、BIOSバージョン1.1(2015/08/06更新のもの)でTDP 220WなFX-9590/9370にも対応しました。
ただし注意書きが!
Due to the high TDP, please be noted there are limitations while using those CPU:(i.e. special thermal required..
FX-9370(FD9370FHW8KHK, 4.4GHz, 8C, L3:8M, 220W,rev.C0,AM3+)
FX-9590(FD9590FHW8KHK, 4.7GHz, 8C, L3:8M, 220W,rev.C0,AM3+)
と高発熱・高消費電力で危ないよ?と警告表示な表記がされております。
過度のオーバークロックは燃えそうですね@@
このFX-9590/9370は、水冷クーラーとマザーVRM部の冷却が必須であります。十分な冷却が必要です。
ゲーミングと銘打っている割には付属品は必要最小限になっております。
取説・ドライバCDROM、S-ATAケーブルは2本にSLIコネクタは1個、S-ATAケーブルの識別シールなどです。
写真の上にあるシールみたいのは・・・
MSIゲーミングロゴのシールでした>w<
アルミ製でお金かかってます?(これにコスト掛けすぎた?訳はないよね・・・)
カッコイイです・・・うん・・・そうね。
マザー全景です。
いまではレアな990FX+SB950の2チップ構成。
このプラットフォームは例えば今のストレージの要求を満たすには役不足です。
それでもMSI様がNVM Expressにも対応してくれたおかげで”S-ATAでRAIDを組まなくても同じような速度をPCI-ExpressのSSDで実現可能”なのが良さそうと思いました。
PCI-ExpressのSSDを使うことでS-ATAストレージを用いることなくシステムを構築することも可能です。
バックパネル部、PS/2ポートがあります。USB 3.1対応のポートは真ん中付近の赤い色の2ポート、そのほかはチップセット出力のUSB 2.0ポートとなっております。
あとは、Killer E2205ギガLANコネクタ、Realtek ALC1150のオーディオコネクタ・SPDIFコネクタと必要十分。
USB 3.1コントローラーにはAsmedia 1142チップを使用しています。
定番のSocket AM3+ソケット。
AMDではおなじみのCPU剣山タイプ。CPUにピンがついている仕様です。
リテンションパーツは分離タイプのもの。
DDR3メモリスロット。
DDR3 2133(OC)/1866/1600/1333/1066MHzの最大搭載容量32GB
FXシリーズはDDR3 1866が定格メモリクロックです。DDR3 2133はオーバークロック仕様。
ちょっと豪華なマザーですとこの辺にパワースイッチが別についてたりしてまな板実験では便利なんですがありませんでした。
CPUのVRM部と990FXチップ、SB950チップには赤と黒のヒートシンクがヒートパイプでそれぞれつながっています。
冷却対策はきちんとなされています。
S-ATAポートはSB950標準の6ポート、別チップで2ポート追加などといったことはありません。
当然ながらS-ATA Expressなんつぅハイカラなものもありません。M.2なんて言わずもがな・・・AsRockの990FX KillerにはPCI-Express x2な接続ですがM.2スロットが搭載されていたりしますね^^;
JUSB4と表記されているのがVIA VL806チップによるUSB 3.0コネクタ。
左側に合計6ポートのチップセット出力のUSB 2.0コネクタを装備。
拡張スロット部ですが、
1.PCI-Express Gen. 2.0 x1
2.PCI-Express Gen. 2.0 x16(x16フルスピード)
3.PCI-Express Gen. 2.0 x1
4.PCI-Express Gen. 2.0 x4(スロットx16形状)
5.PCI-Express Gen. 2.0 x16(x16フルスピード)
6.PCIスロット
仕様上は3-Way Crossfireにも対応するようですが、CPU側から2番目と5番目のx16フル帯域を使用した2-Way Crossfireまでが現実的でしょうか?
その場合、他に使用できるスロットは、1番目のx1と4番目のx4(x16形状)の2スロットが使用できます。
オーディオ関連は”高品位オーディオ”ということですがニチコンのオーディオ用コンデンサ・オーディオ回路を分離した設計などなど・・・
Socket AM3+マザーもちらほら新製品が出てくれるのはうれしいことですね。
Zenアーキテクチャな新FX CPUですが、来年登場予定とはいえ予定ですのでAMD得意(泣)の遅延ともなればこのAM3+マザーもさらに活躍の場が広がるわけで(え)>w<
このマザーもMSI独自の品質基準「ミリタリークラス4」に準拠しているんですね。
枯れたAMDマザーでもきちんと対応してくれているのはうれしいです^^
FXのオーバークロック耐性や、メモリのオーバークロックが気になりますがAMD FXで組むPCには使えそうなマザーです。
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こんにちは、はぴです^^
最近は天気が不安定で雨模様だったりジメジメだったり秋梅雨です。
ちょっと前までの燃えつくすような暑さはなくなりましたので過ごしやすくなりました。
以前にご紹介したOCZのREVODRIVE 350でございますが、AMD FX至高の一品マシンにて活躍しております。
その間にCROSSHAIR V FORMULA Zにても至高の一品を目指していたんですがその過程で不思議な事象に遭遇しておりました。
まず、巷の情報を集めておりますとREVODRIVE 350はUEFIブートに対応していないです;;
OCZのドライバーで認識させてGPTインストールまでは可能ですが起動は出来ません。
これがCROSSHAIR V FORMULA-Zで確認してトラブっていたので間違いないです。
REVODRIVE 350を挿し込んでUEFIを有効に(UEFI DRIVERを優先的にインストールする)、Secure Bootを設定(Windows 7ではOthe OS設定に、Windows 8以降ではUEFI OSに)
基本的にUEFIドライバーを先に認識させようとするとBIOS画面の次に真っ暗画面で先に進まず++
SB950チップセットのストレージからではUEFIブートはOKでしたw
RAIDでもOKでしたし、AHCIでもOK。OSインストールの泥沼にはいっておりました^^;
そしてREVODRIVE 350はUEFIブートに「非対応」との悲しい情報@@;
公式には書いておりませんがフォーラムでの投稿では対応していないとの書き込みも見られます。
GPT形式でのインストールまでは成功するもののOS起動には対応していないとのこと。
UEFIブートに対応してほしいですOCZさん!
そんなこんなこんなで、BIOS形式でのOSインストール・起動は確認が取れましたっ!
CROSSHAIR VFORMULA-Z&REVODRIVE 350 non-UEFI
プロパティで確認してもMBRです。
CrystalDiskMark 5.0.2 x64での速度ベンチもしてみました。
Seq Q32T1 Read 1970MB/s Write 1104MB/s
4K Q32T1 Read 280.6MB/s Write 206.2MB/s
Seq Read 1249MB/s Write 997.4MB/s
4K Read 30.26MB/s Write 88.00MB/s
PCI-Express Gen. 2.0 x8の速度なりの実力をお持ちなREVODRIVE 350、AMD FXシステムには相性が良いです。
CROSSHAIR V FORMULA-ZではREVODRIVE 350接続時には設定をいじっておかないといけません。
UEFIに対応したストレージであれば別ですが、REVODRIVE 350を動作させるにはCSM設定を有効に、Legacy OpROMを優先的にまたは専用設定にする必要があります。
これを行わないとOS起動時にハングアップします。
・・・と落ち着くはずでした^^
・・・・・・
・・・・・・・・・・
AMD FX至高の逸品に使用してみたのもREVODRIVE 350だったので再確認してみた@w@
使用したマザーはGA-990FXA-UD7 Rev. 3.0
OSインストール時には特に苦労した覚えがありません。メモリが4枚差しだと高クロック回らなくて2枚差しにしたくらい^^;
あれ?
おやや??
GUIDパーティションでOS起動しとる!!!UEFIブートしとるやないか???
そうなんです、なぜかこちらのマザーGA-990FXA-UD7 Rev. 3.0ではUEFIブートが出来ているんです!。
はて?なんで?
CrystalDiskMark 5.0.2 x64での速度ベンチ
Seq Q32T1 Read 1969MB/s Write 1094MB/s
4K Q32T1 Read 244.4MB/s Write 188.4MB/s
Seq Read 1239MB/s Write 958.1MB/s
4K Read 27.84MB/s Write 86.93MB/s
動作にも特に問題なくPCI-Express Gen. 2.0 x8の実力も出ている様子。
GA-990FXA-UD7 Rev. 3.0でのBIOS(UEFI)でも設定確認してみました。
CSMサポートは「有効」設定、ストレージもUEFIドライバーを優先的にインストールする設定に。
CSMサポートは「Never」設定にすると起動してきません(おそらく搭載しているグラボRADEON R9 FURY XがUEFI対応ではない?ためかと思われます。)
GA-990FXA UD7 Rev3.0ではUEFI起動が可能で、CROSSHAIR V FORMULA-Zではレガシー起動するというなにやら不思議なREVODRIVE 350ではございます。
AM3+プラットフォームでは
1.NVMeに対応するマザーがほとんどない(発売が古いマザーが多い)AsRock Fatal1ty 990FX Killerは対応している模様
2.PCI-Express Gen 3.0の規格に対応していない、REVODRIVEはPCI-Express Gen. 2.0 x8動作なので速度メリットがある。
AM3+マザーが新しく発売されることはもう無いでしょうし、来年には「ZEN」アーキテクチャーの新型FXが登場するでしょうから来年までのつなぎ的なAM3+マシンですが、まだまだ使っていきたいと思います。
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