昨日何気なくテレビを見ていたら、NHKのクローズアップ現代でわが羽後町が取り上げられていてビックリしました。
今回のテーマはズバリ「美少女」。若者殺到、故郷の町に美少女、という触れ込みで4年ほど前から我が町で取り組んでいる、美少女イラストを活用した町おこしが取り上げられました。
番組では、東北の小さな田舎町が、一人の若者が提案した美少女イラストコンテストがインターネットなどの影響もあり、全国的な話題となって、お米や焼酎などのラベルに使った商品が爆発的に売れ、スティックポスターに使われた古い萱葺き屋根の民家などを舞台にしたイベントが全国から多くの若者が殺到している様子を取り上げていました。
以前ブログで紹介した重要文化財の「鈴木家住宅」もその舞台で、今は和歌山県のみなべ町の備長炭とコラボレーションした羽後町産のお米を使った「鈴木家米」がネット販売で人気を博しています。
羽後町と縁もゆかりもなかった都会の若者が、日本の原風景を求めて何度も羽後町を訪れている現実は何を物語るのか・・・・・・。
番組では、山内君という若者の発想を応援して軌道に乗せた、地元北都銀行の佐々木支店長の力添えも紹介していましたが、最初からのいきさつを知っている私にとっても、とてもうれしい番組でした。
さっそく、今は男鹿市にいる佐々木支店長から喜びのメールが届きました。
1億円の経済効果があったと紹介されていましたが、何よりも我が町の若者に故郷を見直し、やる気を与えることができたのは、素晴らしいことでした。
足を引っ張るのではなく、手を引っ張ることが秋田の発展につながる一例だと思います。