九州の委員会調査も今日が最終日。 午前中長崎県庁に行き、県庁組織の再編と国際観光の現状を担当者から聞きました。
長崎県は離島を多く抱え、秋田とは事情が異なるとはいえ、地方事務所を多く抱えてその再編が課題になっています。 背景に市町村合併があり、以前79あった市町村が23市町に減りました。本県よりも減少率が大きく、当然県の役割が見直されていました。
現在7つある地域振興局を、2つの地域振興局と離島の3つの地域局に再編する計画が進行中です。
本県では3つの地域振興局に再編する案が、議会の反対で数度にわたって否決されましたが、長崎県では大きな反対もなく進んでいるようでした。
私は3振興局案に賛成した一人です。やはり、市町村合併が進行した以上、県の行政組織をスリム化するのは当然です。
市町村への権限委譲をもっと進め、県は市町村のサポーターとして、時々の課題に機動的に対応する行政改革を進める必要性を痛感して、帰路につきました。
下の写真は前日泊まった、島原港に沈む夕陽と雲仙普賢岳の遠景です。フェリーの甲板から撮りました。
今日は午前中に山鹿市の古い芝居小屋、八千代座を視察しました。
この芝居小屋は本県の小坂町にある康楽館と同じ明治43年の建築で昭和63年に国指定重要文化財に指定されています。 大正から昭和初期には大変な賑わいだったようですがその後衰退しほとんど使われなくなりました。
その後、昭和61年に市民が立ち上がり、瓦一枚運動などで再建を図り、文化財指定を基に坂東玉三郎の公演などを行って、平成8年から5年をかけて大修理が行われて、現在は年間9万人程の入場者や見学者が訪れているそうです。 全国にこうした芝居小屋は4箇所残っているが現地保存されているのはここと康楽館の2箇所だけだそうです。
案内人の丁寧な説明で館内を見ましたが、タイムスリップしたような感覚で素晴らしい誘客施設でした。
上の写真は地下にある回り舞台とせり上がり装置です。全て人力です。
午後は熊本市にある、赤ちゃんを預かるこうのとりのゆりかごを、全国でただ一つ設置している慈恵病院を見ました。
2年前に日本で初めての赤ちゃんポストとして大きな話題になった病院です。 設置当初は賛否両論が渦巻き、政府も批判的でしたが、2年間で42人の赤ちゃんが預けられ、年間500件の相談が寄せられるとの事。
行政からの支援は一切なく、3人の看護師が24時間体制で支援に当たっており、ボランティア精神で赤ちゃんの命を守っているという看護部長さんの言葉が印象的でした。
望まない妊娠を抱えて悩んでいる女性が救いを求めて、毎日全国からやって来る、本当は行政が救いの手を差し伸べるべきですよね、という看護部長や事務長の言葉が重かったです。
赤ちゃんポストという言葉が誤解を与え、批判を受けていますが、命を救う、という課題に真剣に取り組む、蓮田理事長や病院スタッフに心からの尊敬と行政の不作為に思いを致し、衝撃を受けた視察でした。
九州2日目は都城市にある焼酎メーカーの霧島酒造と肥薩オレンジ鉄道本社のある熊本県八代市を視察しました。
霧島酒造は芋焼酎の生産では日本一で焼酎全体でも2番目の生産額の一大焼酎メーカーです。年間一升ビンに換算して3400万本、420億円の売上高、従業員300人、季節従業員200人で、原料の薩摩芋の黄金千貫を地元から年間82000トン、3000ヘクタールで栽培しており農家の貴重な収入源になっていました。
上の写真は原料のいもを選別しているところです。
併設するレストランと売店は年間60万人の観光客が訪れ、観光名所になっていました。 地元に密着した経営方針で様々な地域貢献や環境活動に取り組んでいる姿が印象的でした。
午後は八代市のおれんじ鉄道本社を訪れ、第三セクターの鉄道経営を視察しました。
この鉄道は、九州新幹線の開業に伴い、平成16年に開業し6年目です。全国に35ある三セク鉄道で黒字は5社だけで、ここもご多分にもれず年間2億円程の赤字で、熊本県や鹿児島県、沿線市町村で赤字補填しています。
沿線には20校の高校があり、通学定期のお客が7割を超え、止めるわけにはいかないとのこと。 駅の運営をNPOに委託したり旅行業をやったりと様々な経営努力をしていますが、赤字からの脱却は難しいようです。
我が県にも2つの三セク鉄道があり、赤字補填が大きな課題になっています。 どこまでの補填が県民理解が得られるのか、大変難しい問題です。
今日から4日間、議会の総務企画委員会の県外調査で宮崎、熊本、長崎の3県を訪問しています。 初日の今日は、宮崎県庁を訪れ、知事のトップセールスを勉強してきました。
ご承知のように、東国原知事就任以来マスコミを利用したトップセールスは全国の注目を浴び、宮崎県庁は今や観光名所と化しています。
どれだけの経済効果があったのか、というのは知りたいところですが、なかなか試算は難しいようです。ただ、3箇所のアンテナショップの売り上げは2、5倍になったそうで、宮崎の売り込みと認知度アップには大きな効果があったことは事実のようです。 むしろ知事頼りからいかに脱却するかに、努力している姿が印象的でした。
上の写真は県庁近くにあるアンテナショップです。
実は娘が以前宮崎県庁で2年程仕事していたので、宮崎のことはだいぶ知っているつもりですが、確かに活気が出てきたような気がしました。
秋田県と宮崎県は人口規模や経済規模、県民所得の低さなど大変似たような環境にあります。それゆえに、最近の宮崎県の情報発信力の強さはうらやましい面もあります。 タレントの知事が頻繁にテレビに出ていることが大きいので、一概に比較できないですがやはりトップセールスの重要さは強烈でした。
鳩山内閣に政権交代して初めての臨時国会が今日召集され、約1ヶ月にわたって与野党の論戦が繰り広げられる。
今日は、鳩山総理の所信表明演説が行われ、歴史的な政権交代を「無血の平成維新」と位置づけ、官僚依存の政治から政治主導、国民主導の政治へ大胆に転換していくことを力強く宣言しました。
今回の総選挙で、私は民主党とその候補者を応援したのですが、この1ヶ月あまりの変化には正直ここまで変わるのかと思うほど、予想以上の変化が起きていると思います。
八ツ場ダムの中止宣言に始まって、3兆円近くの補正予算の執行停止、子ども手当の創設、羽田空港のハブ空港化、普天間基地の移転問題など、これまでの自民党政治では考えられないタブーとされた問題に大胆に切り込んでいることは、高く評価していいと思います。
昨日行われた、神奈川、静岡の参議院補欠選挙でいずれも民主党候補が勝ったことは、国民が現在の民主党中心の政治を支持している表れだと思います。
次は、来年度予算編成が試金石になるでしょう。膨大な借金を抱えるなかで、どれだけマニフェストで掲げた政策を実現できるのか、あせらず取り組んでほしいと思います。
選挙といえば、昨日は県内でも市長選挙や市議会議員選挙、県議補選などが行われました。
注目された仙北市長選挙は、県議会の仲間だった門脇光浩さんが現職にダブルスコアの差をつけて圧勝、同じく仙北市県議補選は私の高校時代の同級生だった佐藤雄孝くんが当選しました。
門脇さんには、持ち前の馬力と明るい性格で、市民の付託に応えて欲しいし、佐藤くんには同級生としていろいろな情報交換しながら、頑張って欲しいと期待しています。
今日は朝から抜けるような青空の広がる快晴のお天気で、地元羽後町の飯沢地区にある国指定の重要文化財である「鈴木家住宅」を見てきました。
以前に何度も見ていますが、実は昨日、このお宅と近くの旧飯沢小学校を会場に「美少女イラスト秋まつり」という企画が行われたので、その様子を聞きに行ってみたのです。
昨日は他の用と映画鑑賞があったので、このイベントを見ることができなっかたのです。
知ってる方も多いと思いますが、ここ数年羽後町は「美少女イラスト」で大ブレイクしており、カリスマイラストレーターと言われる「西又 葵」さんのデザインした美少女イラストを使った「うご農協のあきたこまち米」や「羽後牛カレー」お酒やいちごなどが「おたく」といわれる人たちを中心に爆発的に売れており、地域おこしの起爆剤になっています。
地元出身の山内くんという青年が仕掛け人で盛り上がっており、今回の企画もそうした一環で、茅葺屋根の古い住宅を舞台にイラストコンテストをしようというものです。
この方は、鈴木家46代目の当主「鈴木杢之助重廣」さんです。
鈴木家は源義経の郎党、鈴木三郎重家を祖先とし、800年以上の歴史を有し、この建物も300年から350年前の江戸時代前期の建物だそうです。
昭和48年に国の重要文化財に指定されてから、2度の大修理が行われ、2年程前にも蔵の修理を1億円以上かけて行われました。
今もこのお宅に住んでおり、こうした文化財に住んでいる「民家」というのは大変貴重で、写真のように天井がないので、冬の寒さは外と同じだそうです。
昨日のイベントでは様々なコスプレを着た人たちがたくさん訪れ、記念写真などを撮っていったそうです。
普段は静かな山村の民家ですが、ご主人の鈴木さんは時にはこうしたイベントもいいもんだ、と話しておられました。
茅葺民家を題材にした美少女ポスターも大人気で大変売れています。
その後、役場の前の活性化センターで開かれている新そばまつりに寄ってきました。
1000円のチケットで冷がけそばと温かいそばが食べることができます。
ご覧のように、10人以上のそば打ち職人の人たちが懸命にそばを打っていました。
たくさんのそば好きの人たちが行列を作っていました。私も20分位待っていただきました。
新そばの香りが効いていて、おいしいそばになっていました。
今日は公務がオフなので、今話題の映画「沈まぬ太陽」を家内と見てきました。
今日が全国封切なので、映画館にはたくさんの映画ファンが来ていました。
10数年前に、山崎豊子さんの原作を読んだとき、体が震えるような感動を覚えた記憶があり、今回映画化されるというので、一日も早く見たいと今日の初日を心待ちにしていました。
予想どうり、3時間半に及ぶ大作ながら、少しも長いと感じず、原作に忠実なスケールの大きな映画に大変感動して見てきました。
主演の渡辺謙演ずる主役の「恩地 元」の愚直なまでの生き様や、日航ジャンボ機墜落事故の悲惨な現場、過酷な海外勤務と家族の絆、企業倫理と人間模様など実に見所の多い映画でした。
帰ってネットを見ると、今日の舞台あいさつで渡辺謙さんが号泣したとの記事が載っていました。
原作が実在の企業や人物、政治家などを連想できる内容であり、映画化は不可能と言われ続けてきた作品だけに、感無量だったと想像できます。
それにしても、山崎豊子という作家は「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「大地の子」「運命の人」など次々と話題の大作執筆し、入念な下調べなどを元に社会に衝撃を与える内容を発表して、すごい作家だなと思います。
一連の本は、権威や権力に対して厳しく糾弾する内容が多く、政治家に対してもその不正を憎む内容が多く描かれています。
政治の片隅に身を置く一人として、心していかなければ、との思いを強くしています。
今日はいいネタがないので、孫の悠太の近況を報告します。
上の写真は今日送られてきた、孫の写真です。
まもなく5ヶ月になるところですが、だいぶ首もしっかりしてきて、もうすぐハイハイしそうな感じです。
来月には顔を見に行ってこようと思っています。
子どもは少しの間に変わるものですね。
今日は、湯沢市で戦没者遺族地方大会が開催され、来賓で参加してきました。
この大会は、先の大戦で犠牲となられた戦没者の家族の皆さんが一同に会し、遺家族の連帯や援護施策の充実などを訴えるために、毎年開かれているものです。
上の写真はあいさつする、佐藤武三大会会長です。恒久平和を祈念しつつ、英霊の御霊の安寧と戦争の悲惨さを後世に伝えることの大切さを訴えておられました。
毎年、遺族会の発展に貢献された方や高齢になられた方を表彰していますが、今年はなんと100歳になられた方が表彰されていました。
私の知り合いの方の母上で、これまで43回の大会で100歳の方が出席して表彰されるのは初めてだそうです。
大変かくしゃくとしており、お元気な様子にこちらが元気をいただきました。
戦後64年を経過し、遺族の皆さんも高齢になりました。戦後の苦しい時代をたくましく生き抜いてこられた皆さんには、是非長生きしてほしいものです。
私も昨年西部ニューギニア、今年沖縄と二年続けて、遺族会の皆さんと慰霊巡拝に行かせてもらいました。
故国を遠く離れて戦死された場所を訪れると、胸が締め付けられるような思いになります。
私は、戦後生まれで戦争を知らない世代ですが、父が満州で終戦を迎え、捕虜としてシベリアに3年以上抑留されました。まさに九死に一生を得て帰ってきて、私が生まれました。
父は過酷な抑留時代をあまり語りたがりませんでしたが、栄養失調とマラリアで入院した時は、こいつはまもなく死ぬというロシア兵の言葉が耳に入って覚悟した、と話していました。
戦争はどんなことがあってもしてはいけません。若い人のなかにはかつて日本がアメリカと戦争をしたことを知らない人もいると聞きました。
私は、8月15日の終戦記念日に行われる町の成人式で必ず戦争の話をします。若い人に戦争のことを考えてほしいからです。
帰り道、地元の柳田橋を通ったら鳥海山が山頂に初雪をいただいてきれいに見えていました。ふるさとの山はいつも変わらずそこにあります。
今年4月に佐竹県政がスタートして、今月で半年が過ぎました。
マスコミなどでも、この半年を振り返った特集を組んでいますが、私なりに議会サイドから見たこの半年間の感じたことを書いてみたいと思います。
最近の選挙はマニフェスト全盛となり、佐竹知事の施策も選挙のマニフェストが基本になっていると思います。
その中で、県政の基本姿勢としているのが、「対話型県政」のようです。
前知事が、議会などに根回しなどをせず、オンザテーブルで議論をしようとしたのとは対照的な手法です。
副知事などの人事案件も事前に入念に根回し、二人ともほぼ全会一致に近い形で決まったのはこれまでとは隔世の感があります。
もちろん、県議会の過半数を持つ自民党が、知事選で支援し、与党的立場になったことも大きいでしょう。
議会は今のところ、風の吹かないいわゆる「凪(なぎ)」の状態にあります。そのことが、馴れ合いとならないように気をつけなければ、と思っています。
ただ、この半年の佐竹県政を見ていて、スピード感に乏しいと感じているのも事実です。
県内の雇用、経済状況は一向に改善するきざしが見えず、来春の新規学卒者の求人、内定率は前年を大きく下回っています。できるだけ即効性のある対策が求められていますが、目に見える成果があるのかという思いがします。
現在の予算は、前の知事が組んだ予算ですから、佐竹カラーを出せる政策は新年度からとなるでしょうが、県庁を知り尽くした知事の県政が「内向き」にならないように、議会は批判的に県政を監視していかなければと考えています。
厳しい財政事情から、「行財政改革」は待ったなしであり、一刻の猶予もないはずですが、その点でももの足りません。行革で産み出す資金で効果のある施策を打ち出さなければ秋田の将来はないと言っても過言ではないと思います。
11月9日からは決算特別委員会が開かれ、昨年度の施策や事業の成果を検証します。
私は副委員長に内定しています。活発な議論と検証の中から、来年度に向けて有効な提案ができれば、と思っています。
今日は、地元羽後町仙道地区にある「西又ため池」の整備竣工式に参加してきました。
このため池は、昭和26~27年頃に地元の皆さんの労力奉仕によって作られた手作りのため池です。
上の写真はため池の前に建てられた記念碑で「高山 流水」の文字が刻まれています。標高400メートル近い山奥にあるため池にふさわしいすがすがしい言葉ですね。
上の写真はため池の堤体の上から見た全体の様子です。
紅葉が盛りを迎えており、湖面を渡る澄んだ風がさわやかでした。
羽後町にはこうしたため池が56箇所もあり、貴重な水源になっています。
祝賀会では地元に400年以上にわたって伝わる「仙道番楽」が披露され、コミカルな「三番叟」などを参加者と共に楽しんできました。
羽後町のため池はまだまだ整備を必要としているところがあり、単に用水の確保にとどまらず、豊な自然を守る施設として今後ともその必要性を訴えていきたいと思います。
昨日は体協の50周年記念のほかに、地元の「劇団まどか」のチャリティ舞踊まつりが西馬音内盆踊り会館で行われ、見てきました。
「劇団まどか」は私の地元、新成地区にある劇団で、座長の星まどかさんは元保育所の保母さんで、趣味の新舞踊が高じて自分で劇団を立ち上げ、定期公演のほかに、各地での出演依頼に応えて活発な活動を行っています。
私の住む羽後町は芸能活動が活発な地域で、西馬音内盆踊りは全国版の伝統芸能になりましたが、その他にも野中人形芝居や仙道番楽などの無形文化財、民謡や新舞踊、カラオケなどのチャリティ公演も頻繁に行われています。
私は都合がつく時はたいがい見に行きますが、時には求めに応じてへたなカラオケを歌うこともあります。この前は氷川きよしの「大井追っかけ音次郎」を歌い大きな拍手を頂き、とてもうれしかったですよ。
昨日の舞踊まつりは、ほぼ満員の観客の前で次々に踊りや歌が披露され、場内からも掛け声がかかるなど、盛り上がった公演になっていました。
今日は、羽後町体育協会の創立50周年が行われました。
記念講演は「平成の三四郎」ことバルセロナ五輪の金メダリスト、古賀稔彦さんのお話と実技指導でした。
一流のアスリートの話には、経験に裏打ちされた説得力のある話が多いのですが、今日の古賀さんの話にも期待を違わぬいい話が聞けました。
古賀さん曰く、「自分で自分の才能を引き出すのは、挑戦することから始まる。そして挑戦することで成長していくこと。」
「誰かのために、と思った瞬間に自分の持っている以上の力が出ること。そして、感謝の言葉が出ること」
などを、解りやすい言葉で、ユーモアを交えて話していました。
そして、私が最も感激した言葉は「勝利者を決めるのは、知識でも技術でもなく、意思の差だ」という言葉でした。
古賀さんの愛弟子のオリンピック2連覇の谷本歩美選手が、古賀さんからもらった大事にしてる言葉だそうです。
その後、柔道選手を相手に、一本勝ちするコツを自ら技をかけながら子どもたちに教えていました。
古賀さん得意の一本背負いを掛けているところです。
最後に、上の写真のように、子どもたちが全員で乱取りをして、講演を終了しました。
とても感動を頂いた一日でした。
今日は、地元羽後町で社会福祉大会に参加してきました。
今回で38回目を迎える大会で、午前中に式典を行い午後に歌や踊りのアトラクションで一日中楽しめる企画になっています。
町内各地から送迎バスで集まった約300人ほどの参加者はお昼を食べながら、盛りだくさんの内容の大会を楽しんでいました。
私はあいさつの中で「政権交代でこれまでの政策が見直されるが、国民に将来の安心が広がる中味にして欲しいこと。先日聞いた日野原重明先生の講演のなかで、目標を持って生きることの重要さ。」のお話をしました。
日野原先生のお話には多くの皆さんから、たくさんの共感のうなずきをもらいました。
福祉体験発表では、町内の3つの小・中・高の児童生徒の皆さんが日頃の活動内容を発表し、参加者の盛んな拍手を受けていました。
写真の田代小学校の5年生の11人は、通学路のクリーンアップや地元の150軒のお宅に花のプレゼントをしていること、保育園や地元の田代福祉センターでの交流の様子、そして「認知症サポーター養成講座」を受講して、県内初めてのサポーターになったこと、など1年間の多彩な活動を披露してくれました。
高瀬中の生徒は、学区内にある3つの峠のクリーンアップ活動を通じた環境問題えの取り組みを報告し、羽後高校の生徒は今年度初めて作られた「ボランティア部」の地域貢献活動を報告し、田代小と同じく、県内初の高校生の認知症サポーターになったことを発表していました。
場内では、町内の福祉施設やボランティアのバザーや展示が行われており、私は知的障害者施設「ひばりの園」の即売で、コースターと乾燥しいたけを買いました。
写真は販売する園生の皆さんです。
買ってきた乾燥しいたけは、ひばりの園で作っている菌床しいたけを乾燥したもので値段は500円。激安のしいたけで家内も大変喜んでくれました。