県立湯沢高校稲川分校の閉校式が行われ、6人の卒業生を最後に40年の歴史に幕を閉じました。
雄勝郡西部の子どもたちの高校進学の後押しをしようと、地元の熱心な要望により、旧稲庭中の木造校舎を利用して開学して以来、千人を越える卒業生を送り出しました。
しかし、急激な少子化には勝てず、入学者の減少により閉校となりました。
最後の卒業生代表の菊池大くん(東成瀬中)が、3年間の思い出を語りながら、250名余りの関係者と共に懐かしい木造校舎に別れを告げました。
少子化という時代の流れの中で、学校の閉校はやむをえないとは言え、寂しい限りです。
羽後高校だけは何とか残したいとの思いを強くさせました。