美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ We're All Alone を録音

2016-02-13 | AOR

1970年末~1980年代にかけてブームを起こした都会的で

洗練された落ち着いて聴ける大人のロック、AOR

 (アダルト・オリエンテッド・ロック)・・日本独自の呼び方で、

アメリカではAC(アダルト・コンテンポラリー)、MOR

(ミドル・オブ・ザ・ロード)などと呼ばれる代表的なアーティスト

であるボズ・スキャッグス (Boz Scaggs) が作詞・作曲し1976年に

レコードアルバム“Silk Degrees” (シルク・ディグリーズ)に収録して

リリース、大ヒットさせたナンバー「We're All Alone」を歌って録音

しました。


アルバム“Silk Degrees”のレコーディングに参加したスタジオ

ミュージッシャンが集まって「TOTO」を結成した事も有名です。

この曲は、リタ・クーリッジなどのたくさんのアーティストが

カバーしている大ヒット曲です。

では、ボズ・スキャッグスのライブ映像を


リタ・クーリッジのバージョンでも録音しましたので、後日の

日記で再度この曲をアップしたいと思っています。

<歌詞>

Outside the rain begins
And it may never end
So cry no more
On the shore a dream
Will take us out to sea
Forever more, forever more

外は雨 やみそうもない
つかの間の夢が海へ誘う
だからもう泣かないで
夢は僕たちを静かな海に
連れて行ってくれる
永遠に ずっと二人で

Close your eyes, ami
And you can be with me
'Neath the waves
Through the caves of ours
Long forgotten now
We're all alone
We're all alone

眼をとじておくれ エミー
そうすれば君は僕と一緒にいられるんだよ
波をくぐって
僕たちだけの洞窟に行こう
長い間忘れていたことだけれど
二人だけで 二人だけで

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
Learn how to pretend

窓をしめて 明かりをおとそう
そしたら落ち着くよ
大丈夫 悩む事もないよ
全ては終わりから また始まるのだから
その気になればいい

Once a story's told
It can't help but grow old
Roses do, lovers too
So cast your seasons to the wind
And hold me, dear
Oh, hold me, dear

昔からよく言われてきたことだけど
歳をとることは誰にも止められない
美しい薔薇だって 恋人達の心だって
うつろいでいくんだ
だから風向きに人生をまかせよう
そして僕を抱きしめておくれ

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
All's forgotten now
We're all alone, all alone

窓をしめて 明かりをおとそう
そしたら落ち着くよ
心配なんかいらないさ
泣くだけ泣いたら
すべて新しく始めよう
すべてを忘れて今は
僕たちは二人なんだ
いつもそばにいるから

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
Throw it to the wind, my love
Hold me dear

窓をしめて 部屋を少し暗くして
そしたらきっと落ち着くさ
もう心配なんかいらない
泣くだけ泣いていいんだよ
そしたら新しく始められる
風に逆らわないでいいんだ
愛しい君

All's forgotten now, my love
We're all alone

今は すべてを忘れて
僕たちは いつも二人きりなんだよ

・・この「We're all alone」は、「二人だけ」、「二人きり」、

「みんなひとりぼっち」などと訳しているものがありますが、

2007年の『シルク・ディグリーズ』再発盤に寄せたライナー

ノーツでスキャッグス本人は「この曲のタイトルを個人的な話と

普遍的なテーマを両立させるものとしたが、両者の意味が同時に

成立するような歌詞にするのに苦労した」と語っており、上記の

ような複数の解釈が可能なように最初から歌詞が設定されていた

ことが明らかになっています。

歌詞づくりが非常に難航し、レコーディングが始まっても完成せず、

書き足しながら録音したことを明かしたうえで、「この曲の意味は

自分の中でも完全にはわかっていない」と語っています。

(ウィキペディアより)

                 最近のボズ・スキャッグス