美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ The Lady Is A Tramp 『気まぐれなレディ』

2014-01-14 | Jazz Vocal

                 ※2013年12月以前の記事は、http://blog.goo.ne.jp/mgmjoni にあります。

 

以前に録音していた曲を昨日、You Tube にアップしました。 

ジャズのスタンダード曲で有名な The Lady Is A Tramp

「ザ・レディ・イズ・ア・トランプ」です。

この曲は、フランク・シナトラのオハコの曲ですね。

歌っているのは、私です。・・聴いてられないなんて言わないように(笑) 

シナトラがこの曲を映画『Pal Joey』(邦題、夜の豹)で歌いました。

その映画に出演していた美人女優、キム・ノバック、リタ・ヘイワース、

そして、レディ・ガガ(最近この曲を録音しています)などの画像もスライドで

楽しめるようにしました。

 

この Tramp (トランプ) はカード・ゲームのトランプではありません。

もっとも、トランプという呼び方は、日本独自のもので英語圏では playing card

( 略してカードcard )と云うのだそうです。 

関係ないお話でした。

 

この曲の 「Tramp」 とは、ヅカヅカ歩くと云う意味から、何も気にせずに生きる

「放浪者」を意味するようになり、「一匹狼」、「アバズレ」、「気まぐれ」などの

意味に使われるようになりました。

良い意味としての捉え方としては、《社会の枠にとらわれず、自由に生きる人間》

という意味もあるようです。

結構、ニュアンスがむつかしいところですが、この曲では、「気まぐれなレディ」と

私なりに解釈しました。

 

※1937年 作詞 ローレンツ・ハート、作曲 リチャード・ロジャース 

ミュージカル『Babes in Arms』(邦題、青春一座)で使われた曲ですが、

この曲を有名にしたのは、1957年の映画『Pal Joey』(邦題、夜の豹)

の中で、シナトラが歌ってヒットしました。

シナトラが軽薄なプレイボーイの歌手 Joey 役。昔、ストリッパーの踊り子だった女性を

リタ・ヘイワースが演じました。

今は大富豪の未亡人におさまり貴婦人ぶっている鼻持ちならないリタ・ヘイワースを

前にして、シナトラは "The Lady Is A Tramp" を唄うのです。

店が閉まってから現れた「気まぐれなレディ」に強烈な皮肉をこめて唄うのです。 

そのシーンの映像があります。

Frank Sinatra - Rita Hayworth - The Lady is a Tramp - Pal Joey (1957)

 

<歌詞> 

She gets too hungry for dinner at eight

She likes the theater and never comes late

She never bothers with people she'd hate

That's why the lady is a tramp

 

Doesn't like crap games with barons or earls

Won't go to Harlem in ermine and pearls

Won't dish the dirt with the rest of the girls

That's why the lady is a tramp

 

She likes the free, fresh wind in her hair

Life without care

She's broke, and it's oak

Hates California, it's cold and it's damp

That's why the lady is a tramp

 

She gets too hungry to wait for dinner at eight

She loves the theater but never comes late

She'd never bother with people she'd hate

That's why the lady is a tramp

 

She'll have no crap games with sharpies and frauds

And she won't go to Harlem in Lincolns or Fords

And she won't dish the dirt with the rest of the broads

That's why the lady is a tramp

 

She loves the free, fresh wind in her hair

Life without care

She's broke, but it's oak

Hates California, it's so cold and so damp

That's why the lady

That's why the lady

That's why the lady is a tramp

 

<和訳> 

~長くなるので、サビのところだけを書きます(手抜きしました)

  

髪をなびかせる爽やかな風が大好き!

気ままな人生 ! 心配事なんていらない !

破産したってオーケー!

カルフォニアは大嫌い 人がいっぱいで湿っぽいから

・・・だから彼女は「気まぐれなレディ」って呼ばれてしまうんだ 

 

では、最後に最高にカッコいい最近の映像を ! 

2011年にレディー・ガガをフィーチャーしてトニー・ベネットが録音しています。

ミュージックビデオも公開されてます。非常に巧いです。

Tony Bennett & Lady Gaga - The Lady is a Tramp


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2 コメント

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やっぱり歌お上手です (まこ)
2014-01-15 22:30:10
yukitoshiさんの歌を聴きましたが、やっぱり歌がお上手でした。
自分が歌っていると言わなかったら、外国の歌手が歌っていると思いますよ。
発音が奇麗なのは、繰り返し聴いているからでしょうね・・・
私も思いっきりこんなに歌えたら、気持ちいいだろうなぁ・・
まだまだ見習い中です。
返信する
ありがとうございます。 (yukitoshi)
2014-01-17 21:37:37
まこさん、いつもありがとうございます。

本当は、自分が歌っているのを人様に公開するのは
どうかなぁと一番最初にブログに載せた時、色々考え
ましたが、載せてしまえば、なれました。
慣れってこわいですね(笑)

私の歌を褒めて頂き、すごく照れてしまいます。
発音・・・アメリカの人が聴いたらなんて言うでしょうか。

自分では、どうしてもネイティブな発音が出来ない
ところがあるので、どうしたらとよくなるのかと思って
いるんですよ。

おっしゃる通り、この曲もたくさんの歌手のを何度も
聴いて、できるだけネイティブな発音にしょうとしました。

そう言ってもらえるとうれしいです。

まこさんは発音綺麗ですよ。ぜひぜひYou Tube
デビューしてくださいね。
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