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スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ Don't Cry Out Loud を録音

2017-04-11 | Pop's

メリサ・マンチェスターが歌ってヒットさせた『Don't Cry Out Loud』を

歌って録音して You Tube にアップしました。

相変らず、下手ッピな私の歌ですが宜しければご覧くださいませ。


『Don't Cry Out Loud』(日本でのタイトルは、「哀しみは心に秘めて」)は、

1976年にオーストラリア出身のシンガー・ソングライター、ピーター・アレンと

同じくシンガー・ソングライターのキャロル・ベイヤー・セイガーが作詞と作曲を

共作した曲で、最初はピーター・アレンがレコーディングしてリリースしました。



そして、前回の日記でアップした『Looking Through The Eyes Of Love』を

歌ったメリサ・マンチェスター(当時、キャロル・ベイヤー・セイガーと一緒に

活動していました)が、歌ってアメリカで大ヒットさせた曲であります。

しかし、日本ではレコード会社があまり力を入れなかったようで、

メリサ・マンチェスターではそれほどヒットせず、後にカバーした

リタ・クーリッジが1979年の東京音楽祭でこの曲を歌ってグランプリを

獲得したので、日本でもヒットしました。

それから、なかにし礼氏が独自に元の歌詞とはまったく異なる歌詞を付け

『あなたしか見えない』としいうタイトルにして、伊藤ゆかりさんが歌って

ヒットさせました。

なので、日本ではリタ・クーリッジ又は、伊藤ゆかりさんの歌がオリジナルだと

思っている人が多く、メリサ・マンチェスターがリタ・クーリッジより先に

アメリカでヒットさせたのをご存知でない人が多いです。

メリサ・マンチェスターは、1951年ニューヨーク・ブロンクス生まれで、

シンガー・ソングライターと女優でもあります。

幼いころから、ジャズやクラシック、ブルースなどの音楽に触れ、音楽学校で

ピアノとハープシコードを学び、高校時代には作曲も始め大学は中退するものの、

その大学でポール・サイモンが作曲についての講座を開いていたことから、彼に

師事して作曲を学ぶようになります。

のちの1972年頃、ナイトクラブでピアノの弾き語りをしているところを

バリー・マニロウが彼女の才能を認めベット・ミドラーを紹介してくれて

ベット・ミドラーのバックシンガーとして、活動するようになります。

そこで、当時バート・バカラックの妻でシンガー・ソングライターであった

キャロル・ベイヤー・セイガーと知り合い、彼女と作詞作曲の共同作業を

始めるようになり、これらの活動をきっかけに、アリスタレコードと契約し

デビューしました。現在も活動を続けています。

では、Don't Cry Out Loud を3人のシンガーで聴いてみてください。

まずは、もちろんメリサ・マンチェスターから。


次は、リタ・クーリッジが1979年の東京音楽祭で歌った映像を。



最後は、伊藤ゆかりさんで・・・「あなたしか見えない」
とても巧いです。


< Don't Cry Out Loud の歌詞と訳>

歌詞を訳くしましたが、かなり難解でした。「Baby」が、自分の娘なのか、

大事に思って見守ってきた女性なのか、はっきりしませんが私は「自分の娘」

として訳しました。


Baby cried the day the circus came to town
'cause she didn't want parades just passin' by her
So she painted on a smile and took up with some clown
While she danced without a net up on the wire
I know a lot about her 'cause you see
Baby is an awful lot like me

サーカスが街にやってきた日 あの子は泣いていた
パレードがあの子の目の前をただ過ぎていくだけなのが
いやだったから
そこであの子は 本当は道化師になるのは いやだったのに
笑うピエロの化粧をして ネットを張らずに綱渡りをしながら
踊ってみせた
あの子のことはとてもよくわかる
なぜって あの子は私にそっくりだから

Don't cry out loud
Just keep it inside
And learn how to hide your feelings
Fly high and proud
And if you should fall
Remember you almost had it all

大声をあげて泣かないで
心に秘めて 気持ちを抑えることを学ぶのよ
空高く 誇り高く 飛んで行きなさい
もし 落ち込んだとしても
もう全てを手にしてるってわかるはず

Baby saw that when they pulled the big top down
They left behind her dreams among the litter
And the different kind of love she thought she found
There was nothing left but sawdust and some glitter
But baby can't be broken 'cause you see
She had the finest teacher, that was me I told her

サーカスがテントを片づけていたのをあの子は見ていた
ゴミに中にあの子の夢を置いたまま行ってしまった
これが愛したものの正体なのだと 彼女は気づいた
彼らが残して行ったのは おがくず と光る装身具だけ
でも、あの娘の気持ちが壊れてしまうはずがない
なぜって あの子には最良の教師がいたから
それは私って あの子に言ったわ



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (喜美)
2017-04-11 14:47:49
選曲が良いのかしら 彼方に全くお似合いの曲です 自分の声を知って選べるなんてすごいですね お顔拝見ですと
静かな歌を歌う感じがしていました
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Unknown (まこ)
2017-04-11 21:12:34
日本の歌詞はストレートですが、外国の歌詞は奥が深いですね。
でも、どちらもメロディが綺麗で素敵な曲です。
それをしっとりと歌われていますね。
返信する
喜美さん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2017-04-12 12:18:48
いつもコメントくださいまして、感謝しております。

私は、静かなでスロー・アレンジされた楽曲が
好きですが、ジャズ・ソングでは、スウィング
して歌える曲も大好きなんですよ。

この曲、結構サビのところがドラマチックで好き
なんです。
返信する
まこさん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2017-04-12 12:21:41
この曲は、メロディが綺麗ですね。

我々日本人には、伊藤ゆかりさんが歌っている
のが、メロディの美しいのがより感じられますね。
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