5歳で被災してPTSDになって、それを克服できたのは家族の強い愛情、強い絆。
いまでも当時を思い出して、時々過呼吸になることもあるそうな。この子の破壊的なくらいの元気さは、この子の中に未だに燻っている不安感、恐怖感の裏返しなのかもしれない。
伊達花彩の兄、俳優の宮世琉弥(みやせりゅうび)くんもまた、大変怖い経験をしております。小学校にいたときに地震が起き、母親が車で迎えに来たのですが、その車ごと津波に流されそうになったとか。
幸いにして一時的に高台に乗り上げ、車から脱出して九死に一生を得たそうな。車はその後再び津波に呑まれ、流されていったそうです。
本当に間一髪でした。
伊達花彩と宮世琉弥。この兄妹は本当に仲が良い。それは大変辛い恐ろしい経験をし、そこを家族全員で乗り越えてきたからこその
「絆」
そんな伊達花彩さんが今、伝えたいこと。
東日本大震災を経験した18歳の少女が今、考えていること、感じていることを一生懸命語ってくれています。
どうか聞いてあげてほしい。