リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

塚田副大臣辞任:「忖度」させた吉田参院幹事長の責任は?

2019-04-06 | 政治
安倍首相と麻生副総理に関連する道路計画について、自民党の吉田博美参院幹事長が「首相と副総理の地元事業なんだよ」と言い、塚田一郎国土交通副大臣が「国直轄の調査に引き上げた」ことを、塚田氏が「私が忖度した」と自慢げに紹介した(朝日新聞2019-4-4)。本州と九州を新たに結ぶ「下関北九州道路」(下北道路)に関し、2019年度から事業調査の費用を全額国の負担としたことにまつわるやりとりだ。その後「事実と異なる」として撤回したが、批判が高まり塚田氏は辞任した。
だが首相・副総理個人のために事業を格上げする「忖度」はもちろん問題だが、そのきっかけとなった(現時点では「そうしむけた」とまでは言わないでおく)吉田氏のほうが問題は大きいのではないだろうか。
吉田氏は上記発言を否定しているというが、同席者によると「僕も一生懸命やるし、国の仕事だよね」とは言ったという。また、発言撤回後も、塚田氏は昨年12月に国交省副大臣室で吉田氏と面会した事実そのものは認めている。
まずは、その面会がどういういきさつで行われたのか(塚田氏が呼びつけたのか、吉田氏のほうから訪問したのか)、吉田氏の発言は正確にはどういうものであったのか、明らかにしてほしい。


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