リベラルくずれの繰り言

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カジノ誘致への対抗策は選挙で落とすこと!

2019-08-20 | 政治
横浜市の林市長が「白紙」の仮面をかなぐり捨ててカジノ推進に一歩を踏み出した。かねてから私が予言していた通りだ(というか、誰が見ても明らかだった)。9月の市議会でIR(カジノを含む統合リゾート)関連の約3億円の補正予算を出す方向で調整中だという(朝日新聞2019-8-20)。
林市長はもともとカジノ誘致に積極的だったのだが、2017年の市長選を前に「白紙」と言うようになったのだが、その仮面の裏では民間事業者からの構想案を募集したりしていた。横浜港運協会などが反対しているのは頼もしいが、市長に翻意させるにはやはり「カジノをやったら次の市長選は危ない」と思わせることだ。
前回の市長選は2017年で、任期満了は2021年8月だというからまだ2年ある。来年になればそろそろ市長選のことも気になってくるだろうから今のうちに既成事実にしてしまおうという魂胆なのだろう。
2017年の市長選では林市長のほか長島一由氏、伊藤大貴氏が立候補して、得票は林:長嶋:伊藤で5:2:2くらいだったようだ(ウィキペディア)。両氏ともカジノは反対だったというから、なんとかカジノ反対派を結集すれば林市長を落とすことも不可能ではないのではないだろうか。
市長選だけではない。カジノ予算は市議会に諮られるわけだから、各議員の投票動向にも目を光らせておく必要があるだろう。
林市長の対抗馬たらんという人は「市長選は2年も先」などと言わず、今のうちから反対運動の先頭に立ってほしい。


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関連リンク:
日本弁護士連合会「カジノ解禁に反対するQ&A」(pdf)



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