「安倍晋三記念小学校」も書き換えられた可能性はないか？

森友学園への国有地売却の際に財務省が作成した決裁文書が書き換えられたのではないかとの疑惑（過去ブログ）に関し，国会議員に対して開示された文書が書き換えられたものだったことを財務省が認めた．こうなってくると，財務省が提出した他の文書についても同じような書き換えがなかったのかとの疑問が浮かんでくる．今回の書き換えの情報源が内部告発だとしたら，他にあれば同じように情報提供されるだろうから，他にはないと思っていいのかもしれない．だが国会議員が情報を求めたことに対して官僚が偽物を提出するというのでは，もう何も信じられなくなってしまう．
先日，朝日新聞が籠池元理事長の証言として報じた「安倍晋三記念小学校」という校名について，半年後になってようやく開示された文書で校名が違うことが判明し，安倍首相が「予想通り」とほくそえんでいたが，あれも改竄だったというようなことはないと言い切れるだろうか．これは私の思いつきで，何の証拠もない．だが，財務省が公文書の改竄を行なったということは，校名についても改竄して提出した可能性があるということになる．「安倍晋三記念小学校」の証言をした籠池氏と財務省の担当者を証人喚問の場で対決させて白黒つけさせる必要があるのではないだろうか．

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追記：財務省が公表した記録文書には「安倍晋三記念小学校」の名前もあった．（問題になっていた設立趣意書ではなかったようだが．）（朝日新聞2018-5-24）