リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

民主党政権が失敗した「コンクリートから人へ」を実践する明石市の挑戦

2017-12-06 | 政治
兵庫県の明石市は積極的に子育て支援を行って,人口増,出生数の回復,税収増を実現しているという.子育て支援には当然予算が必要になるが,そのやり方を読むと,かつて民主党政権が掲げて果たせなかった「コンクリートから人へ」の実践にほかならない.その取り組みを紹介する「(インタビュー)子育て支援で街づくり 兵庫県明石市長・泉房穂さん」(朝日新聞12月6日)を読むと,他の自治体や国レベルの政策でも大いに参考になるのではないかと思えてくる.
市職員の人数・給与を減らし,公共事業を減らすことで,子育てのための予算増を実現した.公共事業から子育て支援に軸足を移すことで人が流入したおかげで,住宅の建設需要が生まれ,地域経済も活性化したという.市長は言う.
「金がないという思い込みは間違いでした.金はある.……スーパー堤防や五輪施設などを造らず回せばいいんです.」
2011年の初当選時は69票差の辛勝で,改革には反発もあったようだが,2期目の大勝は市長のやり方が理解を得られたことを示している.市職員のリストラなど,反対派の意見も聞いてみる必要はあるが,国政レベルの政治に行き詰まりを感じる昨今,元気をもらえる記事だった.

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「子育て支援で人口増と経済活性化を実現した明石市の「無償化」とは?」


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