ありるれろ**

わざわざ人に話すほどのことでもないけどちょっとつぶやきたいことを綴っています。

人生って分かんないね

2006-04-08 23:24:41 | 日常
先に言っとくと、今日の記事は長くて暗いです(笑)

내곁에 없어도 다신 볼수 없어도 언제나 내 맘엔 똑같은 너인걸
(訳:そばにいなくても、二度と会えなくても、いつまでも僕の心には全く同じ君だよ)
Fly to the sky 「Missing You」より



今日は三重まで行ってきました。
初めての三重。
部活の後輩に三重出身の子がいて、その子が大好きだった三重。


今日はその子の告別式でした。
5日に亡くなったそうです。
享年20歳という、信じられない若さで。


もともとちょっと危なっかしい子で、左腕に無数の切り傷があったんです。
最近見かけなくて、今部活の新入生勧誘で忙しいし、危険な時期なのかもしれないってちょっと思ってた矢先のことでした。
聞いた話によると、死因は睡眠薬だそう。

亡くなる前日の夜私にメールが来ました。
新入生に渡す上回生紹介号の4年生の原稿を私に頼んでたんです。
前日のメールは「(その原稿の)締め切りを今週末にするので、出来たら連絡下さい」ってやつでした。
業務連絡だから返信してなかったんだけど、今思えば「最近どう?」くらい聞いとけばよかった。


その原稿を週末に受け取るつもりだったんだからさ、自殺なんかじゃないよね。
メールの冒頭にも「復活しました!」って書いてあったもんね。
きっと、たっぷり睡眠とって次の日体調が万全でいられるようにって、ちょっとお薬多めに飲んじゃったんだよね。


私その子とはすごく仲良かったんです。
学科も一緒だったし、音楽に対する考え方とか価値観も似てて。
話の8割はグチだったけど(笑)、本当に色んなこといっぱいいっぱい喋った仲だった。
だから、他の部員よりも思い入れがあるっていうか。


うちら文通仲間だったんです。
年賀状のお返事をたまたまルーズリーフにびっしり書いて渡したら、次の日に同じようにルーズリーフにお返事書いてくれて。
高校生みたいなやりとりを1年間続けてました。
「今日は早く起きたからありーに手紙を書きます」とか
「この授業本当つまんねー」とか。
演奏会前の気が立ってる時期は毎日のように手紙交換してたな~。


それと、二人とも中国語を勉強してたから、簡単な会話はできるだけ中国語でするようにしてたんです。
私の就活が無事に終わったら、二人で中国に行こうってずっと言ってた。



でも叶わなかったね。
最近会えなかった分、話したいこともいっぱいいっぱい溜まってたのに。
一緒にやりたいことだってまだあったのに。


そんな思いをいつもみたいにルーズリーフいっぱいに書いて、一緒に撮った写真と共に棺の中に入れました。
最後の手紙、もう返事は来ないんだよね。
足元には中国語の教科書もあった。
演奏会のときに着る真っ白なドレスを着て、眠ってるときと変わらない顔。
名前呼んでほっぺたをペチッって叩いたら起きそうだった。
だから、最後の最後までずっと名前を呼び続けてたし、棺から離れられなかった。
遺族の人も着席してたのに(笑)


しかも出棺を見届けてから声あげてわんわん泣いて、後輩から慰められる始末・・・
「ありーにすごく会いたがってたよ。この前ありーが練習見に来てくれたときちょうど(その子が)休んでたから『あー練習行けば良かった』って言ってたよ」
とか、
「ありーのこと1番好きって言って本当すごい慕っとったよ」
って言われて涙が止まんなかった。


またいつか会えるよね。
知り合って2年しか経ってないけど、たくさんの思い出ができました。
出会えてよかったよ。
生まれてきてくれてありがとう。
本当に本当にありがとう。







こう、ばばばーって思ってること書いたらちょっと気が晴れました
読んでくださった方、コメントとか気ぃつかわなくていいですよv
コメント (4)
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